自作のバット [銅版画の道具と材料]
自作のバット / 外寸 700×795×160㎜
自作のバットです。原形を作るために市販のバットを中央で1/4に切り取り、四隅をそのまま利用して中間を継ぎ足しました。樹脂で作った原形を型にして離形剤を塗布して樹脂用のクロス貼り重ね、硬化後に脱形しています。
これは印刷用紙を水に浸けるために作りました。自身のプレス機で使用できる大きさに作っています。少し傾斜を作り、穴を開けて排水栓をつければ簡単に不要な水を捨てることができます。それで、バットの水を捨てる際に跳ね返ることはありません。これはFRP（繊維強化プラスチック）製なので、樹脂は耐酸性があることから、このまま使用すれば腐蝕にも使えます。厚さは薄い箇所で３㎜あります。
FRPの型から6個程抜いて型は処分しました。時間をかけて作ったのですが、保存場所などの関係で廃棄してしまいました。印刷用紙を水につける場合は少し余裕があるバットに浸けないと紙が折れてしまいます。
排水栓をつけた自作バット
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