お気に入りの研ぎ器 1 / Buran sharpener

樹脂（FRP / 繊維強化プラスチック）による研ぎ器 / 販売済み

このビュラン研ぎ器は5、6年前から作り始めて最終的にこのような形になりました。

始めは45°の木片を削りだして、それを型に取り同じものを作りました。しかし、一度型を取ってそれが気に入らなければまた一から始めなければなりません。そのようなこともあって、45°の塊を先に作り後は自由に削りだして形を作ることにしました。ですから、一つ一つ形が違います。

そうして作っていると、中には愛着の出てくるものがあります。その一つが写真の研ぎ器です。これは手元に置いておくつもりでしたが、問い合わせを頂いた際に手放すことにしました。

ここにある研ぎ器は、樹脂（FRP / 繊維強化プラスチック）によるものです。仕上げに樹脂を吹き付ければ綺麗な仕上がりになるのですが、道具や環境のこともあって筆で何度も塗っては硬化させて作っています。そして空研ぎ、水研ぎを7～8段階粒度を変えながら繰り返し磨いて仕上げています。