研ぎ器を購入された方へ 1 [ビュラン研ぎ器]
手直ししたキャスト製の研ぎ器
キャスト製の研ぎ器、あるいはFRP製(繊維強化プラスチック)の研ぎ器を購入された方で、ナットを取り付けているボルトネジが動くようでしたら手直しいたします。
また、形も上の写真のように扱いやすいものに作り変えます。その他研ぎ器に問題がある方は、プロフィールにありますメールアドレスにてご連絡ください。
ネジ固定のための修正
写真は型から抜いたキャスト製の研ぎ器ですが、形を作り直しています。形を直したついでに再度ナットの溝を新しく彫り直して調整しています。
これで以前のものよりも扱いやすくなりました。ただ、中には強く蝶ナットを締め付けると、ナットを取り付けたボルトネジが自体が微妙に動きます。それで、しっかり固定する必要が生じました。これはキャスト製および樹脂製の一部に見られます。それで、キャストあるいは樹脂と埋め込みのナット、それからボルトネジに小さな穴を開けて金属用のパテを充填して固定します。
今までは#1000のダイヤモンド砥石、#6000のアーカンサス仕上げ砥石等で研いでいましたが、新しく別のラッピングフィルム研磨紙を使用することで、ビュランの固定が悪いとビュラン断面の研ぎ上がりが微妙に斑になります。これ位はビュランを用いた彫り仕事には問題ありませんが、研ぎ精度を上げるために手直しが必要です。
もし研ぎ器に問題が無いようでも、新しくV字に彫った溝ナットに交換いたします。気兼ねなくご連絡ください。
キャスト製研ぎ器の手直し
タグ:研ぎ器の修正
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