車輪のある風景とそのスケッチ [スケッチ / 写生]
1.「車輪のある風景スケッチ」のコピー紙
2.車輪のある風景の現場写真
3.写生現場でのラフスケッチ / 着彩紙 365×510㎜
「木製イーゼルを用いたスケッチ風景」でのオリジナルスケッチをコピーしたものです。そのオリジナルは今は手元に無く、ただこのコピー紙が残っているだけです。その現場を撮影したものが「2.車輪のある風景の現場写真」になります。冬に描いています。大晦日も、それに正月もスケッチをしていました。ここは小さな神社ですが、年末には掃除をし飾りつけをします。そして、初詣にも来ます。私には関係なくスケッチをしていると、顔見知りになった氏子からは「…今日は大晦日やで」と呆れたように云われました。次の元旦も描いていました。尚、スケッチをしている間はこの状態を維持するために、「ここでスケッチをしています。動かさないでください。」とメモ書きを置いていました。
現場のラフスケッチは、イメージを掴むために描いています。これは絵を始めた頃、裸婦デッサン会に通った頃からの習慣です。因みに、このラフスケッチで描かれた場所は、暖を取ったり、枯葉を燃やすところです。
木製イーゼルを用いたスケッチ風景 [スケッチ / 写生]
スケッチ風景 a / パネルの水張りアルシュ水彩紙 淡いサップグリーンで着彩
スケッチ風景 b
スケッチ風景 c
もうずいぶん前の独りで絵を始めた頃の写真になります。住んでいる近くにスケッチに出かけては描いていました。それが、いつしか同じ小さな神社に毎日出かけることになりました。
一枚のスケッチに3カ月、半年とかけて描いていました。また、一年かけたものもあります。それらは今は手元にありません。初めのころは描画用紙についての知識がなく、ありふれた画用紙を使用していました。携帯用のパネルを作ったのもこのころです。部屋に描きかけのスケッチを掛けておくと、雨の日などは湿気を含み描画用紙が垂れ下がってきます。
その頃、ある老画家から「君、いくら作品が良くても粗末な紙に描いていては、バイヤーは嫌がります」と云われたことがあります。自身でも描画用紙を探していた所でした。そのような事があってから、描画用紙はアルシュ水彩紙に切り替えました。同じようにパネルに張って部屋に掛けておいても、以前のように湿気を含んで垂れることが無くなりました。
ここで使用しているイーゼルは木製のものです。それを少し改造しています。イーゼルは手前の二却は固定出来ますが、後ろの支えの足は動きます。ですので、別の古い同じイーゼルから脚を取り外し、パネルを支える支柱と後ろの脚をネジで止めて固定しました。そして、それに重しをして倒れない様にもしました。それが二枚目の写真に見てとれます。また、毎日出かけて同じ場所で描くので、イーゼルを同じ位置に立てる必要があります。それで、テントのペグを打ち込んで目印にしていました。
この小さな神社には5年程通いました。遠い昔のことです。
スケッチ用のクリップの加工 [スケッチ / 写生]
水平可変イーゼル用のスケッチカルトン [スケッチ / 写生]
水平可変イーゼルのスケッチ用カルトン
水平可変イーゼルを使用する際には、カルトンを用います。そのカルトンは木炭デッサンで使用するものを必要な大きさに切り取ります。二枚仕様のカルトンは一枚にします。描画用紙の大きさよりも一回り大きな寸法で切り取り、切り取り口には木工ボンドを塗って補強します。
上の画像で用いているスケッチ用紙は、アルシュ水彩紙中判(560×760㎜ 極細の300g/㎡)を1/4(280×380㎜)の大きさに切り取ったものです。また、同じ大きさの用紙を使用する際には、白段ボール紙で型紙を作っておくと便利です。
実際のスケッチは下記のように行っています。描画用紙を疵付けない様にクリップ及び当て紙を少し工夫しています。また、外での数日かけてスケッチする場合は、携帯パネルに水張りをして画面が擦れない様にも工夫します。
1.柿スケッチ風景
2.柿スケッチ風景
3.柿スケッチ風景
カルトン用クリップ
タグ:スケッチ用カルトン
水平可変イーゼル [スケッチ / 写生]
以下は別ブログ「写生」から持ってきたものです。
室内で使用している水平可変イーゼルです。これはイタリア製のものですが幾つか手を入れて作り変えています。
デザインや機能はよいのですが作りが大雑把な感じです。三脚の伸ばした長さが不揃いだったり、留めネジが壊れたりしました。それで、それらを溶接して補強あるいは作り直しています。また、水平等の位置固定は三脚基部の二本のレバーをかしめて行います。強く支柱を持って動かすと微妙な調節ができ、それでも描く段には動かず問題ありません。
このイーゼルは主にキャンバス仕様なのですが、受け部に木片を取り付けカルトンを使用してスケッチができるようにしています。また、イーゼルの支点部分に重石を掛ける穴を設けて、ハンドウエイト等が下げられるようにしました。要は使い勝手のよい様に作り変えています。手直ししている間に日本製の同じようなものも購入しましたが、今ひとつ使い勝手が悪く使用には至っていません。ここにあるイーゼルを展開すればもっと良いものができる思います。
描画板としてのカルトンは一枚もの、あるいは二枚ものを必要な大きさに切り取っています。その切り口には木工ボンドを塗布して固めます。私はスケッチにT定規を使用するので、カルトンの四隅が直角になるように切り取っています。
不備な点を書きましたが、それ以上にとても気に入っているイーゼルです。どこかのメーカーで同じようなものを作らないだろうか。
1.水平可変イーゼル
2.別角度から見た水平可変イーゼル
3.カルトンを設置したイーゼル
4.開脚及び固定部分
室内で使用している水平可変イーゼルです。これはイタリア製のものですが幾つか手を入れて作り変えています。
デザインや機能はよいのですが作りが大雑把な感じです。三脚の伸ばした長さが不揃いだったり、留めネジが壊れたりしました。それで、それらを溶接して補強あるいは作り直しています。また、水平等の位置固定は三脚基部の二本のレバーをかしめて行います。強く支柱を持って動かすと微妙な調節ができ、それでも描く段には動かず問題ありません。
このイーゼルは主にキャンバス仕様なのですが、受け部に木片を取り付けカルトンを使用してスケッチができるようにしています。また、イーゼルの支点部分に重石を掛ける穴を設けて、ハンドウエイト等が下げられるようにしました。要は使い勝手のよい様に作り変えています。手直ししている間に日本製の同じようなものも購入しましたが、今ひとつ使い勝手が悪く使用には至っていません。ここにあるイーゼルを展開すればもっと良いものができる思います。
描画板としてのカルトンは一枚もの、あるいは二枚ものを必要な大きさに切り取っています。その切り口には木工ボンドを塗布して固めます。私はスケッチにT定規を使用するので、カルトンの四隅が直角になるように切り取っています。
不備な点を書きましたが、それ以上にとても気に入っているイーゼルです。どこかのメーカーで同じようなものを作らないだろうか。
タグ:水平可変イーゼル
最近のお気に入り調理器具 [その他]
最近のお気に入りの調理器具
最近購入したお気に入りの調理器具です。これと云った料理を作るわけではないのですが、時々調理にあれば良さそうな器具を求めています。
フライパンは、底がまるい「まるっとパン」です。取っ手の付け根に指が当たり火傷をする恐れがあります。初めて使用した際に人差し指を火傷しました。しかし、物自体は気に入っています。仕様はIHコンロ用ですが、他にガス用もあります。IHコンロのものはガス熱源にも対応しています。以前からあるフライパンを処分した為にそれに代わるものが欲しいと思っていました。揚げ物で、トンカツを揚げる際にストウブラ ウンド20㎝を使用しているのですが、それでは少し小さく感じます。それで、同じストウブのオーバルをと思案していたのですが、使い勝手及び値段で「まるっとパン」にしました。このフライパンは炒飯などの炒め物にも重宝します。ただ、重いのでフライパン返しは難しいとお思います。
商品仕様
※重さ以外は、ガス火専用品とIH・ガス両方対応品とも同一です
●本体サイズ/内径24×深さ8cm
●重さ(本体のみ)/ガス火専用品約780g、IH・ガス火両方対応品約1000g
※鋳物製品の特性上、商品の重量に誤差が生じることがあります。以前はガス火専用が700g、IH・ガス両方対応品が990gでしたが、メーカーが本体重量の計測基準を見直し、重量を上記の通り変更しました。
●本体/アルミニウム合金
●取っ手/天然木
●蓋/アルミニウム(スタンドタイプ)
●日本製
パン粉を使用する際にどうしても辺りを汚すので、 「蓋付き角バット」も以前から欲しいと思っていました。それには少し深さがあり、大きなものがあれば使い勝手が良いはずと。このバットを使うことで調理が楽になりました。
商品仕様
●角バット本体:幅33×奥行22×高さ5.5cm 335g
●3300ccフタ使用時:幅33.5×奥行22.5×高さ6cm フタ150g
それから、揚げ物を立てかけておけば油切れが良いと思います。衝立の金具が3ケ付いています。画像のものはMサイズになりますが、Sでも良いと思います。
商品仕様
●サイズ:320×230×41mm
●材質:本体=アルミニウム(アルマイト加工)、アミ=鉄(クロームメッキ)
●日本製
タグ:お気に入りの調理器具
頭骨模型、人体の解剖書、ビュラン [その他]
頭骨模型、人体の解剖書、ビュラン
絵を始めて最初に画材店で注文したのが頭骨の模型でした。動機は人物が描けるようになるには必要だと思ったからだと思います。それと同時に画像にある「アトラスとテキスト 人体の解剖」の本です。
頭骨模型は注文してすぐに店に届いたのですが、取りに行く余裕がなく暫く預かってもらいました。この頭骨のモデルは60才男性です。模型ですが図や写真で見るのとでは異なり、手にしてみることでこのようになっているのかと思いました。実際に人物を見て絵を描くにはしっかり観察しますが、それでもあやふやな点を確かめるには役に立ちます。
解剖書は主に写真で、説明にイラストが添えられてあります。カバーでの写真をと思いましたが、実際の解剖写真ではブログにアクセスされる人には好ましくないと思い表紙だけにしました。写真撮影には7年を要したようです。今は3Dによるものもあります。この手の解剖書は2冊持っていましたが、一冊は甥にプレゼントしました。自身で造形の勉強をしていたので、役立てばと思ったからです。
画像のビュランは、銅版画の展示作品の資料として作ったものです。これは楕円の真っすぐなビュランを自身で曲げたものです。大、中、小の三本が販売されていました。同じビュランでも四角形ビュランとこのビュランでは彫った版の線刻の溝は違います。そして印刷するとよりいっそ、その違いが分かります。因みに、この楕円ビュランは大のビュランになります。ヌードのビュラン作品はいずれもこの楕円ビュランで彫っています。
植物図鑑のたぐいの流れで記事にしました。とってつけたような理由ですが…。