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頭骨模型、人体の解剖書、ビュラン [その他]

頭骨模型 人体の解剖書 ビュラン.jpg
頭骨模型、人体の解剖書、ビュラン

絵を始めて最初に画材店で注文したのが頭骨の模型でした。動機は人物が描けるようになるには必要だと思ったからだと思います。それと同時に画像にある「アトラスとテキスト 人体の解剖」の本です。

頭骨模型は注文してすぐに店に届いたのですが、取りに行く余裕がなく暫く預かってもらいました。この頭骨のモデルは60才男性です。模型ですが図や写真で見るのとでは異なり、手にしてみることでこのようになっているのかと思いました。実際に人物を見て絵を描くにはしっかり観察しますが、それでもあやふやな点を確かめるには役に立ちます。

解剖書は主に写真で、説明にイラストが添えられてあります。カバーでの写真をと思いましたが、実際の解剖写真ではブログにアクセスされる人には好ましくないと思い表紙だけにしました。写真撮影には7年を要したようです。今は3Dによるものもあります。この手の解剖書は2冊持っていましたが、一冊は甥にプレゼントしました。自身で造形の勉強をしていたので、役立てばと思ったからです。

画像のビュランは、銅版画の展示作品の資料として作ったものです。これは楕円の真っすぐなビュランを自身で曲げたものです。大、中、小の三本が販売されていました。同じビュランでも四角形ビュランとこのビュランでは彫った版の線刻の溝は違います。そして印刷するとよりいっそ、その違いが分かります。因みに、この楕円ビュランは大のビュランになります。ヌードのビュラン作品はいずれもこの楕円ビュランで彫っています。

植物図鑑のたぐいの流れで記事にしました。とってつけたような理由ですが…。

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