SSブログ

銅版画制作における備忘録の裏表紙変更 [技法書]

裏表紙 d.jpg
銅版画制作における備忘録の裏表紙

「銅版画制作における備忘録」の最終頁において、「究極の研ぎ」として述べている文章の写真です。今朝の陽ざしで撮っています。尚、裏表紙になります。

小さなアーカンサス仕上げ砥石を追加しての撮影です。大きなものと粒度は同じですが、刃返りを取る度に手前に寄せるのは面倒ですので、刃返りを取るだけに使用することにしました。砥石台は合板を貼り重ねてスプレー缶で塗装しています。

ビュラン研ぎ器を作ってからかなり経ちます。その研ぎ器の作り方及び使用については、「ビュラン研ぎと扱い方」、そして「銅版画制作における備忘録」をお読みください。今は研ぎ器の販売は行っていませんが、工夫して自身で作るのも良いかと思います。

このビュラン研ぎ器で使用する砥石についての写真は、私にとっては「究極の研ぎ」なのですが、他の人には全く関係のない写真です。

長年ビュランの研ぎ、または研ぎ器を用いての研ぎに多くの時間を費やしてきました。そして、こうして書いていて思うのは、もう、銅版画やビュラン、その関連のことはさんざん書いてきた気がします。それで、インスタグラムをやめたようにブログももうよいのではと云う感じです。同じことの繰り返しです。誰も読みはしない、それは仕方ないのですが、自身の整理としての役目としてももう十分な気がします。それに、ちょうど良い節目かも知れません。

※ ビュラン研ぎと扱い方 pdf 85頁 / 24.6 MB
※ 銅版画制作における備忘録 pdf 78頁 / 29.0MB

コメント(0) 
共通テーマ:アート

円形の砥石と小さなアーカンサス砥石の台 [版画関連]

先程、岩谷徹氏のブログを読んでいると、円形の砥石が出てきました。最近は時折ブログにアクセスするほどですが、半世紀も前にパリで制作をなさっていたころの話です。

絵にまつわる話、版画家のアトリエ風景などをネットで見ると、なんだか惹かれます。ちょうど、アーカンサスの小さな、それも薄い砥石の台を作っているところです。と云うか、作り変えているところです。ビュランを研ぐための大きなアーカンサス砥石を持っていますが、小さなアーカンサス砥石は刃返りを取るために使用します。大きなものでも良いのですが、その都度に向きを変えなければならないので、手前に置いてその為だけに使用します。

ビュラン研ぎ器を用いた場合は、ダイヤモンド砥石から研ぎ出します。しかし、手での研ぎにおいては、円形の砥石を用います。その円形砥石は、粗砥と中砥の二層からなっています。この砥石とダイヤモンド砥石はいずれも中砥として使用します。銅版画制作をしている者にしか理解されない砥石かも知れません。

タグ:円形砥石
コメント(0) 
共通テーマ:アート

未だストウブ沼に [STAUB]

STAUB Wa-NABE L カンパーニュ20cm.jpg
STAUB Wa-NABE L カンパーニュ20cm / 華(365 × 505)1992

以前から欲しかったストウブのWa-NABE L カンパーニュ20cmを購入。本日届いたばかりで、シーズニングを済ませたところです。

最近は手持ちのラウンドでも炊飯をしています。炊き具合を色々試しているのですが、炊飯用に拘ることもないと思うようになりました。このワナベですが、和食に適したと云うか、そのための鍋のようです。ネットでのレビューを読んでいると、結構炊飯にも使用しているようです。IHコンロとストウブ鍋に変えてから、以前の鍋やフライパンは使用できないので処分しています。

それで炊飯器を処分しました。その炊飯器を譲ったお礼に図書券を頂いたのですが、図書券と云うことは書店での使用になります。それで久しぶりに出掛けました。店頭にないものは取り寄せになります。以前とは違い、かなり早く入荷します。しかし、ネットでの購入には及びません。と云うことで、ストウブの調理本を三冊入手しました。

これと云った調理はしないと云うか、できないのですが、ストウブ鍋は一つ買えば、また他のものが欲しくなります。

※ 追記:
ストウブのWa-NABEで初めて炊飯をしました。炊飯用のラ ココット デ ゴハンよりもこちらの方が良いと思います。吹きこぼれもなく炊くことが出来ます。中火で炊き始め、蓋の隙間から蒸気がでれば弱火で10~12分程炊きます。後、蒸しに10分程です。人によっては、最初から蓋をせず沸騰して軽く混ぜてから蓋をして、中火から弱火に変えて炊飯をします。あるいは蓋をして炊き、沸騰してから同じように混ぜたりもします。後は同じです。

三合炊きで一合を炊飯しました。十分美味しいと思います。自動炊飯で炊くとどのような炊き上がりになるか気になるところです。このワナベは使い勝手が良いかも知れません。

ワナベを煮物等の本来の用途の他に、もう一つ炊飯用に一回り小さなものがあれば良いかも知れません。やはりストウブ鍋は実際使用して見ないと分かりません。それから、ストウブ鍋では大は小を兼ねないとよく言われるのですが、私もそのように思います。それで、一度ストウブ鍋を手にすると誰もが沼にはまってしまうのです。
コメント(0) 
共通テーマ:アート

「銅版画制作における備忘録」について [技法書]

銅版画の技法書とは別に執筆中だった「銅版画制作における備忘録」を整理して纏め直しました。これは以前の「ビュランの研ぎと扱い方」と一緒に纏めていたものから割愛したものです。「ビュランの研ぎと扱い方」と一部重複するかもしれませんが、写真を追加し、文書を新たに書き直しています。頁数は73頁になります。尚、このpdfには、"しおり"はつけていません。

コメント(0) 
共通テーマ:アート

カットチゼルを用いて差し箱をつくる [差し箱を作る]

カットチゼルと定規 1.jpg
定規、カットチゼル、玄能、ヘラ

半年近く、差し箱作りに時間を割きました。以前から作りたかったものなので、良かったです。最初はどのようにして作れば良いのか分からず、それで以前購入した作品の差し箱をばらしてみることにしました。二つの箱は、ボンド付けではなく両面テープで貼り合わせていたので、それを真似て作ることにしました。

いざ始めてみると、色々な道具があればと思うようになりました。先ず、材料の段ボールシートです。それから、名前も分からなかった文化鋲です。後、差し箱の周囲を水張りテープで貼るのですが、この水張りテープは絵を始めた頃、素描の為に着彩紙を作る際に、パネルで使用したことがあります。もうずいぶん昔のことです。

その他にもあればと思ったのが、カッティング定規、バーニヤ・ストッパー付きスケールです。そして、折り曲げる際に刻点を打てるものとして、裁縫用のルレットが使えるのではと思い揃えました。最近知ったのですが、点ではなく波線を刻む道具を考案している人が居たりします。それは、段ボールシートでの工作用に作られたもののようです。気になって試しに購入してみました。工作には良いかも知れませんが、私が使用する厚さ5㎜の、それも中芯が硬いものには少し不向きのように思いました。それで、最終的に残った折り曲げる方法は、まったく用途とは別の使い方をしたカットチゼル(タガネ)での曲げです。

カットチゼルでの曲げは、ベニヤ板などの定規を用いて、印した線に玄能で軽く打って刻線を作ります。それか、カットチゼルで打つ前に定規を使ってヘラで筋をつけてからフリーハンドで打つ方が良いかも知れません。一度筋が出来ればそれに沿って打つことができます。カットチゼルを打つと、奥から手前に自然と滑ります。ただ、このカットチゼルの両端は丸く削っておきます。そうすることで、段ボールシートへのくい込みを防ぐことができます。このようにすれば、左右均等のV字の凹みが出来、簡単に90°に折り曲げることが出来ます。更に強く打てばそれ以上に曲がります。カットチゼルを用いて段ボールシートを置き曲げる方法は、今までのブログ記事で述べた点刻、破線刻、あるいはカッターナイフで切り込みを入れて折り曲げるよりも勝っています。原始的な方法に思えますが、これは試す価値があり、そして必ず頷かれるはずです。

また、黄袋を作るにあたって初めてミシンを購入しました。やはりミシンを使用する方が出来栄えが違います。ただ袋に縫うのですから、初めてでもなんとかなるものです。

作り方にしても、箱二つを重ねて作る他に、自分で考えた作り方など試して見ました。どちらも十分強度のある、保管できる挿し箱が出来ます。ただ、蓋になる側を外にするか内側にするかで、出し入れ口の見栄えが違ってきます。見栄えと云えば、すべての周囲、そして谷折りと山折りになった個所にも、水張りテープを貼ることにしました。

また、段ボールシートから挿し箱を作るのではなく、額を買った際に付いているかぶせ箱を利用して、差し箱に変えることを知りました。それで、試しにかぶせ箱から差し箱に作り変えて見ましたが、額に付くかぶせ箱の段ボールシート自体が厚みのないものなので、どうしても強度がありません。すでに折れ線が走っていたりします。せっかく作り変えてもそれでは用を成しません。また、水張りテープではなく、ガムテープを使用するのを見かけますが、経年劣化を考えるとそれで作るのは考えものです。

それで、何が正しい作り方か分かりませんが、それぞれ試行錯誤して作ればよいと思います。私の好きな言葉の一つに「どうせ作るなら良いものを」と云うのがあります。

コメント(0) 
共通テーマ:アート

差し箱製作に必要な材料、道具 4/4 [差し箱を作る]

4.挿し箱製作に必要な材料、道具.jpg
黄袋用ウコン染め生地とその道具

差し箱が出来れば、後は黄袋を作ります。ここではウコン染め生地を用意しています。生地は、アイロン、ロールカッターを使用すれば間違いなく綺麗に裁断することが出来ます。また、縫製が終えた後で、ほつれ止めの為にピンキング挟み用いるのであれば、少しゆとりをもって裁断しておきます。尚、ウコン染め生地にこだわることなく、額と差し箱の擦れ防止なら別のものでも良いと思います。

大まかに差し箱を作る際の材料および道具について述べましたが、これを見て不要、あるいは逆に他にも必要と思ったりするかも知れません。やはり、実際に作らなければ分からないと思います。

この差し箱製作については、もう少し整理ができれば技法書などに追加したいと考えています。

コメント(0) 
共通テーマ:アート

差し箱製作に必要な材料、道具 3/4 [差し箱を作る]

3.挿し箱製作に必要な材料、道具.jpg
3.その他の道具

段ボールシートを切り取り、組み立てる際に必要と思う道具等です。これは私が必要とすると云った方が良いと思います。どのように挿し箱にするかは、何度か実際作って見ると良い方法が浮かんだり、こうすれば良いのではと自ずと得られるものです。先ず、難しく考えないで手探りで行うべきです。

コメント(0) 
共通テーマ:アート

差し箱製作に必要な材料、道具 2/4 [差し箱を作る]

2.挿し箱製作に必要な材料、道具.jpg
2.バーニヤ・ストッパー付きスケール&カッティング定規

段ボールシートは寸法を採って裁断する必要があります。画像のような定規があると便利です。また、切り取りにはしっかりした重さがあり、手を保護するための工夫のある定規があれば安心です。定規は差し箱製作だけではなく、絵画制作、版画制作には必要なので良い道具を手元に置きたいものです。

コメント(0) 
共通テーマ:アート

差し箱製作に必要な材料、道具 1/4 [差し箱を作る]

1.挿し箱製作に必要な材料、道具a.jpg1. 差し箱製作に必要な材料、道具

昨年から半年ほど 差し箱作ってきました。その間、製作しながら良いと思う方法を試行錯誤してきましたが、やっと私なりの作り方を得たと思います。この先まだ変わるかもしれませんが、この段階で取り敢えず整理したいと思います。

差し箱を作るにあたって、私の方法が良いか悪いか分かりませんが、参考になればと思います。先ず、 差し箱製作における必要な材料は以下のものです。

差し箱製作に必要な材料と道具
1.段ボールシート 出来れば厚さ5㎜の強化芯のもの
2.文化鋲(鋲、ワッシャ)、タコ糸 / 玄能
3.水張りテープ、事務用スポンジ
4.毛引き(刃を抜いて使用) / 水張りテープを貼る位置を印す
5.和鋏(握り鋏)
6.裏打ち用のヘラ
7.カッティングマット
8.定規
 a.バーニヤ・ストッパー付きスケール 大、中、小
 b.カッティング定規 大、中
 c.T型定規
9.折り目をつける道具
 a.ルレットなどの点刻、先刻のできるもの
 b.カットチゼル(タガネ)0 / 90㎜幅(両端の角はヤスリをかけて丸める)
10.両面テープ
11.マスキングテープ(壁用微粘着のもの) / 仮止めが必要な時に
12.黄袋用のウコン染め生地

あと、これらに付随するものが必要です。例えばここにあるカットチゼルなどです。定規に関しては使いやすいもの、安全なもの、それら大小のものがあれば便利です。その他にも製作していくと必要なものが出てくると思います。

コメント(0) 
共通テーマ:アート

差し箱製作におけるあれこれ 4/4 [差し箱を作る]

挿し箱製作あれこれ 4.jpg
文化鋲の取り付け

差し箱で使用する文化鋲は、割りピンとプラスチックのワッシャーを対にして使用します。そして、それらにタコ糸を巻いて止めます。割りピンとワッシャーが別々のもの、あるいは最初からそれらにタコ糸が付いているものが販売されています。しかし、割りピンとワッシャーを買い、タコ糸は別に揃えれば良いと思います。そのタコ糸ですが、差し箱の大きさによって太さを変えるのも良いと思います。大きな差し箱に細いタコ糸は不釣り合いに見えます。そのタコ糸ですが、好きな色に染めても良いかも知れません。

文化鋲をそのまま留めると、割りピンが盛り上がります。それで、段ボールシートを少し沈めてフラットにすれば擦れたりせず、見た目も良くなります。窪みを作るには、適当な鉄管をリューターで削り刃に仕立てて押し当てています。画像は、文化鋲を留めたもので、上段が普通に留めて水張りテープを貼り、下段は窪みを作って留めたものです。尚、潰した割りピンには、水張りテープを円形に切り取って貼っています。

タグ:文化鋲
コメント(0) 
共通テーマ:アート

差し箱製作におけるあれこれ 3/4 [差し箱を作る]

挿し箱製作あれこれ 2-a.jpg
3.試しに実際に曲げた状態

画像は切り落とした段ボールシートを曲げた状態になります。軽い力で簡単に曲がり、歪んだり中折れしたりしません。そして、90度以上に曲がるので、差し箱を作るには十分な角度です。このように綺麗に曲げることが出来るのは、中芯がカットチゼル(タガネ)で圧縮されるからだと思います。カッターナイフで切り込みを入れるだけでは、しっかり曲げることが出来ず、ヘラを使って押し広げていました。作業手数が減り、その上綺麗に曲げることが出来るのは我ながら素晴らしいと思います。

沢山の差し箱をつくるなら、何らかの方法で圧をかければ良いと思いますが、差し箱作りを生業にするのではないので、これで十分かと思います。今まで手間取って曲げたのが嘘のようです。尚、作業は銅板切断用の作業台を裏返して使用しています。要は、段ボールシートをしっかり固定して行えばよいだけです。誰にでもできます。

コメント(0) 
共通テーマ:アート

差し箱製作におけるあれこれ 2/4 [差し箱を作る]

挿し箱製作あれこれ 2.jpg
2.カットチゼルで線を印す

試しに段ボールシートの切り落としを使って、カットチゼル(タガネ)を用いて印した線に沿って玄能で打ちます。スチール定規でも良いのですが、ここでは、少し厚みのあるベニヤ板の端材を用いています。軽く一度打ち、筋を付けたら再度強めに打ちます。それでも段ボールシートに穴は開きません。打つときは奥から手前に滑らしながら打ちますが、自然とそのようになります。こうして打ってできた線を端材木片の定規を外して曲げます。嘘みたいに簡単に曲げることが出来ます。これは、段ボールシートの縦横だけでなく、斜めなどに折り曲げることが出来ます。

画像ではクランプで止めていますが、実際に差し箱を作るにはこれよりも大きな段ボールシートを用いるので、もっと幅の広いベニヤ板を重ねてそこに重しをすれば、それだけで固定することが出来るかも知れまん。差し箱を作るには真っすぐな線だけなので、難しくはありません。

コメント(0) 
共通テーマ:アート

挿し箱製作におけるあれこれ 1/4 [差し箱を作る]

挿し箱製作あれこれ 1.jpg
1.段ボールシートの折り曲げ道具、工具

昨年から挿し箱を製作してきましたが、それらについて述べたブログ記事は一貫性がありません。手探りで作りながら書いているからです。その挿し箱製作で重要なのは、箱の形を切り出した後の段ボールシートの折り曲げです。それさえできれば、出来上がったのも同然です。箱の貼り合わせ、あるいは段ボールシートの重ね貼りなど作り方によっては違いますが、それは問題ではありません。また、組み立てた後の水張りテープを貼るのも難しくはありません。そして、文化鋲を取り付けるのは慣れです。

画像は段ボールシートの折り曲げで今まで使用したもの、また最近気になって求めた道具、そして最適なものと思う工具です。最初にルレットですが、これは裁縫で使用するものを挿し箱製作に転用しました。これは点による刻みになります。薄い段ボールシートなら使用可能ですが、厚いもの、硬いものでは折り曲げにくいです。もう一つ大きなものは、点刻ではなく、破線による刻み入れが出来ます。これは段ボールシートでの立体工作用に作られたもののようです。私が挿し箱製作で使用する5㎜厚の芯の硬い段ボールシートでは、やはり曲げ難いです。それなら、カッターナイフで軽く切り込みを入れて曲げる方が良いと思います。そして、一見挿し箱製作としては不向きと云うか、用途が全く違うカットチゼルです。先日、ふと思って試しに使用してみたところ、段ボールシートを折り曲げて挿し箱をつくるには、最適な道具のように思います。簡単に何の抵抗もなく一度で曲げることが出来ます。この工具を見て、説明を読まれて怪訝に思われると思いますが、これは試して見る価値はあります。

画像の工具カットチゼル(タガネ)は、 90㎜幅です。それで段ボールシートを曲げる際に圧をかけて線を刻印すれば、市販の段ボール箱のように簡単に折り曲げられるのではと思い、試しに使用してみました。ただ、段ボールシートは柔らかいので玄能で叩くと角が沈みます。それで、カットチゼルの両端の角を鉄ヤスリで落として丸め、更に布ヤスリで滑らかにしておきます。こうすることで、段ボールシートに喰いこみません。

コメント(0) 
共通テーマ:アート

私のストウブ沼 [STAUB]

私のストウブ鍋.jpg
私のストウブ鍋

ストウブ沼にはまっていつの間にかストウブ鍋が七つになってしまいました。なぜか一つを買うと、大きさ違い、形違い、そして色違いと欲しくなります。多くの人がこのようにストウブ沼にはまるようです。

私のもっているストウブ鍋です。メタルラックの上から。
STAUB 鋳物ホーロー鍋
ピコ・ココット 20 CM, ラウンド, ブラック
STAUB 鋳物ホーロー鍋
ピコ・ココット 12 CM(Sサイズ), ラ ココット デ ゴハン, ブラック

STAUB 鋳物ホーロー鍋
ピコ・ココット 18 CM, ラウンド, マスタード イエロー
STAUB 鋳物ホーロー鍋
ピコ・ココット 18 CM, ラウンド, バジルグリーン
STAUB 鋳物ホーロー鍋
ピコ・ココット 16 CM, ラウンド, セージグリーン

STAUB 鋳物ホーロー鍋
ピコ・ココット 24 CM, ブレイザーソテーパン, グレー
STAUB 鋳物ホーロー鍋
ピコ・ココット 16 CM(Mサイズ), ラ ココット デ ゴハン, グレー

ストウブ鍋を使い出してから、最近電気炊飯器は処分しました。場所をとるのと少ない量の炊飯なので使うこともないだろうと思ったからです。また、天ぷら鍋、フライパン、それにステンレス鍋なども処分しました。

揚げ物は、揚げるものの大きさによって鍋を変えて使っています。ストウブ鍋では多くの油量を必要とせず、少量で済みます。また、天ぷらはカラッと揚がり、時間を置いても衣はしっかりしています。それに、油跳ねがあまりないか、使用する鍋によっては全くありません。思い立ったらすぐに調理できます。

炊飯は、二合炊きから一合炊きに変えました。一合炊きと云ってもこのところ一合を炊くのではなく、80g、90gと云ったように食する一善分を炊きます。面倒のように思うかもしれませんが、浸水さえしておけば、火にかける時間は15分程です。そして蒸らしに10~15分とります。炊飯には少し米油を入れています。その炊飯において、4~5分程中火及び中火強で炊いた後は、弱火にして10分程タイマーで炊きます。この火にかけている時間と蒸らしの時間で別の調理ができます。この一合炊きの炊飯鍋はとても気に入っています。

あと一つワナベ鍋が欲しいと思っています。

コメント(0) 
共通テーマ:アート

たかが差し箱、されど差し箱 7/7 [差し箱を作る]

たかが挿し箱、されど挿し箱 7.jpg
提げホルダーを取り付ける / 445×565×57㎜

差し箱を作るきっかけは、知人の美容室で一年間飾ってもらうことになり、その間交換で持ち運びをする必要に迫られたのと、以前から自身で作って見たいと思う気持ちがあったからです。額を購入すると、多くは差し箱ではなく「かぶせ箱」になります。それでは、保管及び展示、出品等で運ぶと必ずと云ってよいほど箱が傷みます。また経済的な問題もあります。別注で額を作ると、差し箱と黄袋が一緒についてくることはありますが、既成の額では単にかぶせ箱に入っているだけです。それで、差し箱と黄袋を別に注文すると大きさによっては高価なのものになります。また、使用する段ボールシートの厚さが適切でなかったり、しっかりした作りでないことがあります。

画像は持ち運びにと思って少し手を加えたものです。大きさによっては持ち歩くと、どうしても後ろの角を地面にこすってしまうかぶつけてしまいます。それで、一つの角を袋にし、前の方は開閉の為にそのままにしています。提げホルダーは二個紐で固定しますが、提げていると位置がずれたりします。その解決方法として荷まとめ用のハンディラップ(梱包用ラップ)を巻いています。

「たかが差し箱、されど差し箱」ですが、あれこれ試して作るのも良いと思います。

コメント(0) 
共通テーマ:アート