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たかが差し箱、されど差し箱 7/7 [差し箱を作る]

たかが挿し箱、されど挿し箱 7.jpg
提げホルダーを取り付ける / 445×565×57㎜

差し箱を作るきっかけは、知人の美容室で一年間飾ってもらうことになり、その間交換で持ち運びをする必要に迫られたのと、以前から自身で作って見たいと思う気持ちがあったからです。額を購入すると、多くは差し箱ではなく「かぶせ箱」になります。それでは、保管及び展示、出品等で運ぶと必ずと云ってよいほど箱が傷みます。また経済的な問題もあります。別注で額を作ると、差し箱と黄袋が一緒についてくることはありますが、既成の額では単にかぶせ箱に入っているだけです。それで、差し箱と黄袋を別に注文すると大きさによっては高価なのものになります。また、使用する段ボールシートの厚さが適切でなかったり、しっかりした作りでないことがあります。

画像は持ち運びにと思って少し手を加えたものです。大きさによっては持ち歩くと、どうしても後ろの角を地面にこすってしまうかぶつけてしまいます。それで、一つの角を袋にし、前の方は開閉の為にそのままにしています。提げホルダーは二個紐で固定しますが、提げていると位置がずれたりします。その解決方法として荷まとめ用のハンディラップ(梱包用ラップ)を巻いています。

「たかが差し箱、されど差し箱」ですが、あれこれ試して作るのも良いと思います。

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