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ストウブ鍋を使う / 更新 [STAUB]

更新
最近何故か「ストウブ鍋を使う」記事へのアクセスが多いです。その記事を書いたころと比べ、最近では異なる炊飯をしています。それで、新しく画像を差し替え、記事をまとめ直しました。それから、この記事のように、アクセスの多い記事は読み直して、気になった箇所はその都度手直ししています。


ストウブ鍋.jpg
ストウブ鍋左から ストウブ Wa-NABE 20㎝ ,ラ ココット de GOHAN M 16cm & S 12cm

最近ストウブ鍋を使うことがあります。所謂、無水鍋です。左からストウブ Wa-NABE 20㎝、ラ ココット de GOHAN M 16cm & S 12cmになります。少量の、例えば一合未満の90gの米を炊く場合は、「ラ・ココット de GOHAN」のSサイズで炊いています。水加減は米の量の1.2倍の水加減です。ですので、108gの水を加えます。Sサイズは吹きこぼれることがあります。このサイズで、一食分の簡単な炊き込みご飯をすることもあります。

「ストウブ オフィシャル」の通り炊飯したのですが、どうしても上手く炊くことが出来ません。それで、ネットで検索すると同じように思う人がやはりいました。説明書では蓋をせず炊いて途中から蓋をするのですが、今は最初から蓋をして炊いています。ガスではなく、IHコンロを二つ並べてそれを使用しています。IHコンロには、ストウブ鍋による自動炊飯機能があるのですが、それも今一つのように感じるので手動で炊いています。また、タイマーを使えば、傍に立っていないで済みます。

今の私の炊飯の仕方は次の通りです。
一合を炊く場合
1.冷水180g
2.蓋をして中火で一合なら4~5分、二合なら8~9分と蒸気が出る
 少し手前にタイマーをセットします。このようにすれば、傍で待
 つことなく、ブザーが鳴ってから蒸気を確認すれば大丈夫です。
 蒸気が出れば、そのまま20~30秒炊きます。あるいは中火の強で、
 一呼吸炊きます。蒸気が出る時間は何度も炊いていると解ります。
3.弱火で10分程炊く
4.炊飯が終えれば10分程蒸す

ここでの炊飯はIHコンロを使っての炊き方になります。蓋は最初からします。これで、焦げることなく、米の甘さが感じられる炊き上がりになります。尚、タイマーを用いての調理です。そのタイマーですが、二つ用意して、一つは炊飯を始めてボタンを押して炊き上がる全体の時間を見ます。もう一つは蒸気が出る前の予測用として、炊飯する量に応じて時間を入力します。一合なら4分~5分、2合なら8分~9分にセットします。ブザーが鳴った後で暫くすると蒸気が出ます。その後弱火にして、IHコンロタイマーを利用して10分程炊きます。その後、同じような時間で10分程蒸らします。この弱火での炊飯と蒸らしの時間は、米の量に関係なくそのようにします。ですので、弱火にしてからは他のことが出来ます。

蒸らしが終わると、木のお櫃に移します。木のお櫃の内側にスプレーで少し湿り気を与えておきます。多く炊いたときは小さな容器に移して、急冷凍機能で冷凍保存します。電子レンジで温めても美味しく頂けます。

ストウブ鍋は、無水調理ができます。本当に野菜からかなりの水分が出ます。私はこれと云った調理はできませんが、ネットなどを見よう見まねで気まぐれに使っています。炊飯に関しては、ストウブ鍋を買われた人は電気炊飯器を手放すようです。私は最初、電気炊飯器と両方使っていましたが、今は処分して持っていません。ストウブ鍋で上手く炊けたときは結構美味しいと感じます。こうして炊飯をすると、何か生活をしているという実感があり、少し楽しいです。余談ですが、炊飯の際に少し”こめ油”を垂らして炊くと、炊き上がったご飯を混ぜても鍋の周囲に付着することが少ないです。


下記のpdfは、ダウンロードにて転載等自由に使用可能です
※ 改定4版  銅版画技法 pdf 160頁 / 45.6MB
※ ビュラン研ぎと扱い方 pdf 85頁 / 24.6 MB
※ 銅版画制作における備忘録 pdf 78頁 / 29.0MB
※ 別ブログ / drawing(写生)- 視て描く -
※ YouTube intaglio0408

※ビュラン研ぎ器販売カタログ
※(旧ビュラン研ぎ器等の販売カタログ / 参考)
(旧カタログからご注文できるものもあります。お問い合わせはカタログ末尾をご覧ください)



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タグ:ストウブ鍋
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ただ眺める [その他]

夕日を照り返す建物.jpg
夕日を照り返す建物

時どき何気なく向かいの山を眺めます。ただ眺めています。

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狭い部屋の整理 [その他]

キッチンから玄関を見る.jpg
キッチンから玄関を見る

物を一つ処分したので、ついでに部屋を整理しました。と云っても狭い部屋は如何ともし難いです。キッチンから玄関を見ています。本棚には処分しきれない画集が収まっています。最近はあまり手にすることは無いのですが、時々思い出したように引っ張り出して見ています。

狭いキッチンに飾っている額装の植物は、ジャーマンアイリスです。ひげアイリスともいわれています。花をよく見るとその謂れが理解できます。

奥の玄関付近にはボール盤とフライスマシンを置いています。こちらもいつも使用するものではありませんが、手放すことが出来ません。また収納スペースにはコンプレッサーを置いています。これも常時使用するものではないのですが、ガスバーナーを使用するには必要で、真っすぐなビュランを曲げたり、ロウ付けをしたりする際に用います。それでこれも手放すことが出来ません。他にはグラインダー、バンドソー、そして電動工具などがあります。尚、入り口近くの茶色く見えるものはアクアチントボックスです。もうこちらも長く使用していませんが、手放すわけにはいきません。

電動機械、電動工具等、私の作った道具、そして、ここにある作品もいずれはゴミになります。それは、それで良いとも思っています。

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今年もバラが咲く [その他]

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今年もバラが咲く

植物は季節になれば花が咲きます。しかし、人は花を咲かせず一生を終える人もいます。多分、私のように。

タグ:# 花と人生
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グランド攪拌棒とプレートホルダー [銅版画の道具と材料]

グランド撹拌棒とプレートホルダー.jpg
グランド撹拌棒とプレートホルダー

グランド攪拌棒とプレートホルダーです。これらを作る金型へのアクセスが多いです。グランド攪拌棒は名前の如く、銅版に塗布するグランドを掻き混ぜるためのものです。銅版画を始めた頃、グランドを細い使い古した筆で混ぜていました。その後始末が面倒なのと、グランドが無駄になるので何かないかと思案していました。そして、プレートマークを作った際の端材を利用することで、このような撹拌棒が出来ました。プレートホルダーの副産物です。使用後はひと拭きすれば綺麗になります。余談ですが、版に流し引きした余分なグランドは、容器に戻さず処分した方が良いと思っています。浮遊中の埃などを取り込むからです。

プレートホルダーは、銅版に塗布したグランドを燻すためのものです。また、その後逆さにして挟み、銅版の裏から加熱して煤を固着するものです。それまでは、壁掛け用、それに身長を測るようなスタンド型のものを作りました。処分せずに残しておいても良かったのですが、引っ越し等で無くなりました。一番大きなプレートホルダーは、私のプレス機で使用できる銅版の大きさに合わせて作っています。銅版の対角にフックをかけて使用します。中くらいのプレス機に十分使えます。それに、私がいつも使用する1.2㎜厚の銅板でも大丈夫と云うか、厚みのある銅版の方がしっかり挟むことが出来ます。

プレートホルダーは、グランドの燻しの他にアクアチントでの松脂を散布した銅版にも使えます。また、ガラス繊維に樹脂を含侵して巻き付ければ、酸に強いので腐蝕にも使えると思います。これらのグランド攪拌棒、プレートホルダーについては拙著の技法書等をご覧ください。尚、興味を持たれたなら、画像のものに拘らず、適当な針金を用いて作っても十分用を成すと思います。最初はそのようなものから始まりました。


5.プレートホルダーの使用.jpg
1.プレートホルダーの使用

1.プレート・ホルダーでの燻し.jpg
2.プレート・ホルダーでの燻し

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3.松脂の定着 a

3.松脂の定着 b.jpg
4.松脂の定着 b

4.プレートホルダー とハンドバイス .jpg
5.プレートホルダー とハンドバイス

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6.プレートホルダー a

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7. プレートホルダー b 13本

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8.輪用金型

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9.プレートホルダー金型

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10.プレートホルダー製作過程 a

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11.プレートホルダー製作過程 b

これら組み物のプレートホルダーは、数人の手元にあると思います。ただ、それを使用しているかどうか分かりません。これとは別に、ずいぶん前にメッキ工業所の横山様を通して、幾人かに差し上げたこともあります。

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出汁を引く 2/2 [私のお気に入り]

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1.出汁を引く

3.出汁を引く.jpg
2.昆布を引き上げる

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3.出汁パックを煮だす

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4.出汁を漉す

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5.漉した出汁

7.出汁を引く.jpg
6.仕上がった出汁の量

8.出汁を引く.jpg
7.ストウブ16㎝鍋でみそ汁

ここでは、昆布と二つのメーカーの出汁パックを用いて出汁を引きました。昆布を煮だすのに1.1ℓの水を用いています。最終的に得られる出汁は800mlです。それを二回に分けて使用しています。尚、出汁の色が濃いのは、焼きあご出汁パックを使用しているからです。

出汁を引く材料は色々あると思います。出汁パックの他に削り節を使用したり、その削り節自体を自身で削るなど興味がある材料で出汁を引けば良いと思います。そして、自分なりの基本を作りそれに手を加えればとも思います。それは、銅版画を制作することにも通じることだと思います。そして要は、それが楽しいかどうかだと思います。

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出汁を引く 1/2 [私のお気に入り]

1.出汁を引く.jpg
出汁を引く

日本食に欠かせない出汁を、よく”出汁をとる”と云いますが、他に”出汁を引く”とも表現するようです。手にした『和の台所道具 美味しい料理帳』(小島 喜和著)で知りました。この本は、和風料理における昔ながらの道具、そして伝統的な料理の基本、基礎について触れることが出来ます。ネットで、タケノコご飯のレシピを見て、とても気に入ったので求めました。しかし、手にした本には、その料理については書かれていませんでした。

普通に出汁を引くには、即席の顆粒のものなどを用いることが多いと思います。昨年あたりから、出汁に興味を持ち、削り器を買ったりしましたが、やはり常日頃から行うには無理があるかも知れません。それで、今はこれも即席の類ですが、出汁パックを使用しています。色々なメーカーから販売されていますが、成分が異なっていたりします。それにメーカーによっては生臭く感じることもあります。それで、その場合は電子レンジを用いて、600Wで一分から一分半程加熱して使っています。

最近は画像のような出汁パックを使用しています。異なるメーカーのものを合わせて使用したりしています。出汁パックによっては一パックの水の量が異なったりします。一パック600mlと400ml用を使い、水は1.1ℓを使用します。先ず、鍋1.1ℓに昆布を一欠片入れます。画像のメーカーの昆布は一欠片あたり10g程に切り取られています。昆布を入れて煮だし、頃合いを見て引き上げます。そこに別メーカーの出汁パックを二パックを入れて指定の時間煮だします。これから引くことのできる出汁の量は、凡そ800mlです。私の場合はこれを二回に分けて使用しています。冷蔵庫に入れて、残りの出汁は二、三日の内に使い切っています。

時どき、昆布と削り節で出汁を引くこともあります。それを漉すのにいままでは、目の粗い金網ざると布きんを使用していましたが、画像にある出汁漉しざるはそれだけで十分用を成します。然程高価なものではなく、送料を支払ってもその価値はあると思っています。最近のお気に入りです。

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レース模様の転写について [版画関連]

レース模様の転写について.jpg
レースの模様を転写

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レースとダンマル液

版画作品、「華」でレースを転写した際のデータです。普通、このようなレース模様を銅版に転写する場合は、多くはソフトグランドを銅版に塗布してからレースを重ねて圧をかけます。それを腐蝕して印刷すると、レース模様が黒く印刷されます。それでは、レース模様が白くくっきり浮き上がってきません。その為に、レースにグランドを含侵させて転写してから、アクアチントを施して腐蝕する方法もあります。しかし、それを印刷するとそれらしく浮き上がってきますが、鮮明さを欠きます。実際に試すと理解できます。

レースの模様を鮮明に転写して、くっきり印刷するにはどのようにすればよいかと考えた結果、グランドではなく、樹脂をレースに含侵させて銅版に固着することを思いつきました。

画像はそれを試したものです。ルフランのソフトグランドを使用したものと、樹脂を用いて版を試作しています。そして、他の画像は色々集めたレースとその樹脂になります。因みに、作品への応用は「華」「夜想曲」、そしてエンボスをバックに用いたヌード作品です。

エンボスには樹脂を用いると深い腐蝕、所謂デープエッチングを行うことが出来ます。しかも数時間の腐蝕に耐え、綺麗に模様を腐蝕することが出来ます。ただ模様を腐蝕するには、樹脂が乾燥した後で、全体に青ニスを流し引きします。そのニスが乾燥すれば、樹脂を溶剤で取り除き、腐蝕します。これで、模様を白く抜いたのとは逆で、模様自体を置き換えることになります。青ニスも長時間の腐蝕に耐えられます。深い腐蝕を終えた後、青ニスはアルコールで除去します。これらのデザインの置き換えは他の技法にも応用することが出来ます。

青ニス.jpg
青ニス

長谷川潔の作品にレースとアクアチントを用いた「二つのアネモネ」があります。その作品はレース模様が白く抜かれています。模様を白く抜いた上に調子を付けるために、アクアチントを施すこともできます。「二つのアネモネ」について、駒井哲郎が「銅版画のマチエール」でとり上げています。その記述によれば、その方法を教えてもらう約束だったのですが、かなわなかったようです。

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