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スケッチ、版画作品保存の紙ばさみ [版画関連]

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1.スケッチ、版画作品の紙ばさみ

作品用のラベル印刷.jpg
2.作品用紙ばさみのラベル印刷とその型紙

保存用紙ばさみとその作品.jpg
3.保存用紙ばさみとその作品

1.スケッチ及び版画作品は枚数が増えれば整理して保存します。また、それらを手放す際には作品のままではなく、何かで保護して折れたりしない様にすることも必要です。

最初は単に白段ボール紙を二つ折りにして空き瓶で強く押さえて折くせを付けます。そして、内側の折り目の片側に5㎜幅の両面テープを貼り、そこに中性紙を貼ります。そして作品よりも一回り大きく切り取り、その切り口の角を専用の鋏で丸く切り落とします。しかし、それでは白段ボール紙の折り曲げ部分が紙折れしたり、二つ折りにした際に膨らんで綺麗に重なりません。それを回避するためにあらかじめ作品よりも大きめに切り取って、まず内側を製本テープでつなぎます。その後折り重ねて切断面にも製本テープを均等の幅で貼ります。この状態ではかなり余裕のある大きさです。それを作品よりも10㎜程大きめに切り取り、角を丸めます。また、一つの作品だけではなく、十数枚の作品なら切り取った紙の間に厚さ分の細く切り取って一緒に貼ります。

2.作品管理にどの作品か識別できるようにします。その為に、紙ばさみを開けてどの作品か一々確認をしなければならないので、ラベルを貼るか作品名を記入しておきます。版画作品の場合はタックシールに印刷してトンボにより切り、これも四隅を丸く落としてから貼ります。その後作品名、制作年、印刷年、技法、作品サイズ、シートサイズ、印刷用紙、エディション、そして自筆にてサインをします。また、作品の行き先をノート等に記入しておけばエディションの重複も避けられます。幾枚も紙ばさみを作るなら型紙を作便利です。それにラベルを貼るための位置を見る型紙があれば同じ位置に貼ることが出来ます。更に作品を送る場合は、しっかりした段ボール紙で同じように作品を挟むものを作ります。

ラベル印刷は先程のデータを明記するだけでも良いのですが、作品のイメージ画を印刷して貼ると一段と整理しやすくなります。

3.作品は自身で大切にします。このように紙ばさみに挟んだ状態で更にマップケースで保存します。今は中古のマップケースが安価で入手できると思います。時どき取り出して自身で楽しんだり、額装して飾るのも良いと思います。そのようにして時々風通しをします。何れ身の回りにあるもの、そして自身もどのみちゴミになるとしても、せめて生きている間は楽しみたいものです。

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過ぎし日の賀状 [その他]

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1979年の賀状

先日二十数年ぶりに知人が私に会いに来てくれました。遠い昔、お互い同じ敷地内にあるアパートに住んでいました。

賀状は、今のように絵を描くことをまだしていない頃です。このような簡単な賀状を作っていました。長く住んでいたせいか、ここから別のところに越してから何年もこのアパートの夢を見ました。もうすでに住んでいないのに郵便箱の手紙を取りに行ったり、部屋の中で誰かと話をしたりと夢と現実が入り混じった感覚を何度も経験しました。さすがに今はそのような事は無くなりましたが…。

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