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挿し箱製作におけるあれこれ 1/4 [差し箱を作る]

挿し箱製作あれこれ 1.jpg
1.段ボールシートの折り曲げ道具、工具

昨年から挿し箱を製作してきましたが、それらについて述べたブログ記事は一貫性がありません。手探りで作りながら書いているからです。その挿し箱製作で重要なのは、箱の形を切り出した後の段ボールシートの折り曲げです。それさえできれば、出来上がったのも同然です。箱の貼り合わせ、あるいは段ボールシートの重ね貼りなど作り方によっては違いますが、それは問題ではありません。また、組み立てた後の水張りテープを貼るのも難しくはありません。そして、文化鋲を取り付けるのは慣れです。

画像は段ボールシートの折り曲げで今まで使用したもの、また最近気になって求めた道具、そして最適なものと思う工具です。最初にルレットですが、これは裁縫で使用するものを挿し箱製作に転用しました。これは点による刻みになります。薄い段ボールシートなら使用可能ですが、厚いもの、硬いものでは折り曲げにくいです。もう一つ大きなものは、点刻ではなく、破線による刻み入れが出来ます。これは段ボールシートでの立体工作用に作られたもののようです。私が挿し箱製作で使用する5㎜厚の芯の硬い段ボールシートでは、やはり曲げ難いです。それなら、カッターナイフで軽く切り込みを入れて曲げる方が良いと思います。そして、一見挿し箱製作としては不向きと云うか、用途が全く違うカットチゼルです。先日、ふと思って試しに使用してみたところ、段ボールシートを折り曲げて挿し箱をつくるには、最適な道具のように思います。簡単に何の抵抗もなく一度で曲げることが出来ます。この工具を見て、説明を読まれて怪訝に思われると思いますが、これは試して見る価値はあります。

画像の工具カットチゼル(タガネ)は、 90㎜幅です。それで段ボールシートを曲げる際に圧をかけて線を刻印すれば、市販の段ボール箱のように簡単に折り曲げられるのではと思い、試しに使用してみました。ただ、段ボールシートは柔らかいので玄能で叩くと角が沈みます。それで、カットチゼルの両端の角を鉄ヤスリで落として丸め、更に布ヤスリで滑らかにしておきます。こうすることで、段ボールシートに喰いこみません。

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