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円形の砥石と小さなアーカンサス砥石の台 [版画関連]

先程、岩谷徹氏のブログを読んでいると、円形の砥石が出てきました。最近は時折ブログにアクセスするほどですが、半世紀も前にパリで制作をなさっていたころの話です。

絵にまつわる話、版画家のアトリエ風景などをネットで見ると、なんだか惹かれます。ちょうど、アーカンサスの小さな、それも薄い砥石の台を作っているところです。と云うか、作り変えているところです。ビュランを研ぐための大きなアーカンサス砥石を持っていますが、小さなアーカンサス砥石は刃返りを取るために使用します。大きなものでも良いのですが、その都度に向きを変えなければならないので、手前に置いてその為だけに使用します。

ビュラン研ぎ器を用いた場合は、ダイヤモンド砥石から研ぎ出します。しかし、手での研ぎにおいては、円形の砥石を用います。その円形砥石は、粗砥と中砥の二層からなっています。この砥石とダイヤモンド砥石はいずれも中砥として使用します。銅版画制作をしている者にしか理解されない砥石かも知れません。

タグ:円形砥石
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