研ぎ器を購入された方へ 2 / 刃先の出の調整について [ビュラン研ぎ器]
刃先の出を見る
ビュラン研ぎ器の使い方は簡単に云えば、刃先の出を確認して蝶ナットでビュランを締め付けてから砥石で研ぎます。
ただ、ビュラン研ぎ器にビュランを装着して、位置を見る台で刃先の出を調整してから蝶ネジで強く締め付けると、ビュランが調整した位置から動き最初に決めた位置から少し出すぎます。そのまま砥石用のアクリル台の上に置くと、研ぎ器本体が少し浮きます。それは、ビュランの断面と砥石面が接していないことになります。これではしっかり毎回同じに研ぐことができません。
それで、蝶ネジを締めるときに研ぎ器の肩(ナットの近く)を、少し強くアクリル台に押し付けながら蝶ナットを回します。調整の確認をするには、位置を見る台で左右に滑らしてビュランの断面がマスキングテープに引っかからず、隙間が開いていないで密着した状態かどうかを見ます。ちょっとしたことですが、これでしっかり研ぐことができます。
ビュラン研ぎ器を用いたラッピングフィルム研磨紙での研ぎ仕上げは、精度の高い研ぎが得られ、切れの良い彫りを生みます。
ラッピングフイルム研磨紙#6000での仕上げ研ぎ
タグ:研ぎ器における刃先の調整
2019-10-05 18:44
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