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初期考案の研ぎ器 /ビュランの研ぎ [ビュラン研ぎ器]

初期の研ぎ器.jpg
初期考案の研ぎ器

ここにある研ぎ器は初期に考案したものです。手前二つが市販のアメリカ製のビュランシャープナーを利用したものになります。それらにアルミの当て物を用いてしっかりビュランを押さえて固定します。このシャープナー本来の使い方では、研ぐたびに研ぎ角度が同じになりませんが少し工夫すると安定した研ぎが得られます。そして奥にあるのが発想を変えてボルトを利用したオリジナルのものになります。アルミの当て物についての詳細は「ビュラン 研ぎと扱い方を」参照してください。

下の写真がビュランを通して固定したものです。固定する際の調整の仕方がそれぞれ異なります。ビュランシャープナーの方は本体自体を左右どちらかに傾けながら調整します。そして研いだビュランの断面を確認してしっかり固定します。また、金属フレームの方は今の研ぎ器と同じでV字に彫ったナットを左右に動かして断面がしっかりとがれているかを見てボルトネジに固定します。

刃先角度はいずれも研ぎ器によるものですから45°の角度は出ています。後はその微調整です。このときに役立つのがバイス用の口金です。それで確認するとしっかりした調整ができ、精度の高い研ぎが得られます。ここにある研ぎ器は今の研ぎ器同様十分使用可能です。

使用方法は樹脂の研ぎ器と同じです。


初期の研ぎ器にビュランを装着.jpg
ビュランを装着した研ぎ器


タグ:初期研ぎ器
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