柿を写生する上で次のような粗スケッチ行います。実際には13枚の粗スケッチが必要でした。一旦ロール紙に全体あるいは部分の位置関係、そして形を探ります。それを本紙、ここではアルシュ水彩紙に転写して書き進めます。その時点で対象物をよく見て修正、あるいは辻褄を合わせて描きこみます。以前はこの粗スケッチは処分していましたが、思うところがありこうして残しています。いずれすべて塵になるのは避けられないと思いますが…。

尚、赤い線で囲ったところはスケッチを終えています。全体が仕上がった後でさらに調整します。また、合成とあるのはA3スキャナーで分割して読み込んだものをパソコン上で繋ぎ合わせたということです。工夫すればデッサン用の木炭紙の大きさも読み取れます。


柿下スケッチ 1 合成