ビュラン側面研ぎ器の新しい使い方 3

1.ダイヤモンド砥石と側面研ぎ器の水平を出す

2.側面研ぎ器での研ぎ

ダイヤモンド砥石と側面研ぎ器の水平を出します。それには先ず、アクリル板の水平を出しておきます。その後、砥石台に厚紙を重ね、平面レベルで同じ高さにします。あるいはミニスコヤのようなしっかり平面が出ているものを使います。研ぎ器にビュランを装着して砥石面との密着具合を見ます。高さ調整には厚紙だけで十分でなければ、さらに薄い紙を重ねるなどして微調整します。この微調整によってビュランの側面の平面が決まります。一度ビュランを研いで様子を見て、問題なければ本研ぎに移ります。側面研ぎ器を滑らすために、アクリル板及び研ぎ器の敷居滑りにはシリコーンスプレーを塗布します。

ダイヤモンド砥石と側面研ぎ器の水平について述べましたが、実際には研いでいてそれに応じた調整をすればよいと思います。研ぎ器は前後に動かしつつ左右に往復移動させながら、砥石全体を使うようにして研ぎます。あるいは砥石の向きを変えて、同じように研ぎます。