SSブログ

ビュランの刃先角度を見る [銅版画の道具と材料]

ビュランの刃先角度を見るブログ用.jpg
テーブルソーの角度器でビュランの刃先角度を見る

写真の角度器は電動丸ノコ台で使用するものです。テーブルの溝に嵌めて木材を直角や角度切りするときに使います。以前は手で砥ぐ際にこれを使ってビュランの刃先角度を確認していました。身近にあった物なので使っていますが、適当なものでよいでしょう。例えば分度器にマスキングテープを貼って45°の線を引いて見やすくする。あるいは小さな木片などを両面テープで貼り付けて、それに沿わして角度を見ます。

単に目視するよりは確かです。これと、バイス用の口金を一緒に用いて研ぎを確認すると正確に研ぎ出すことができます。

ビュランを始めた頃、ビュランを10本ほど研いで、研いだものを一つずつ試し彫りをすると中にとてもよく切れる、彫ることができるものがありました。それを、なぜ切れるのかと思って刃先の角度などを調べるとやはり45°でした。たぶんこれは経験によって知られるようになったのかも知れません。

ですから、単に目視で判断せずしっかり何らかの方法で確認すべきです。むやみに研いで、こんなものだと思えば、確かな研ぎはできません。


テーブルソー角度器と分度器.jpg
テーブルソーの角度器と木片を貼り付けた分度器

テーブルソー角度器表.jpg
テーブルソーの角度器



”ビュランの研ぎについて”はメールでやり取りしたものになります。参考になるかどうか判りませんが張っておきます。

ビュランの研ぎについて.pdf

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。