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新アクリルカッターを見る [銅版画の道具と材料]

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新アクリルカッターを見る / 銅板切断作業台

長年変わらなかったアクリルカッターが新しくなっています。旧アクリルカッターと同じ替刃になります。ただ、新しいものは使用後にネジを緩め、スライドさせて刃を本体に収納できます。メーカーの宣伝ではありませんが、これにより安全に保管できます。


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上下の向きを変えて引っかく

何度も述べていますように、切り込めなかった上部を版の上下を変えて引っかきます。そうすることで折り曲げた際の捻れが防げます。作業台での銅板の固定位置が変わります。


替刃の新しい加工.jpg
替刃の新しい加工

写真は新しく加工した替刃です。ネジでストッパーの役目をする半円を残しました。これならしっかり固定することができます。また加工もこちらの方が簡単です。新しいアクリルカッターは旧のものよりも持ちやすいと思います。

銅板切り用の角度の替え刃があれば銅板切り(引っかき)のように研ぐこともなく、誰にでも銅板が切断できると思います。また、アクリルカッターの加工刃の利点は刃の厚みが一定なので、切り込んだ溝の巾も一定になります。更に切り込むことで深い溝になります。どこかで、替刃式の銅板切り(引っかき)を販売しないでしょうか。


加工した替刃.jpg
加工した替刃

アクリルカッター及び銅板切りについては他の記事 "銅板切りとアクリルカッター 1""アクリルカッター刃の加工とそれを用いた銅板の切断 2" を併せてお読み下さい。

※ 銅板切り(引っかき)の研ぎもビュランと同じように、手首で支えながら研ぐと安定して研ぐことができます。研ぎにおける持ち方は技法書をご覧下さい。


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