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Ⅲ.研ぎ器における砥石について 2 [ビュラン研ぎと彫り]

推奨の研ぎ ブログ.jpg
研ぎ器での推奨の研ぎ

推奨の研ぎ
ビュラン研ぎ器における基本の研ぎは、ダイヤモンド砥石#1000と耐水研磨紙#2000で行いましたが、更に精度のある研ぎを行うにはフィルム研磨紙を用います。フィルム研磨紙は普通の砥石とは異なり、平面の修正が不要です。換言すれば、使い捨てになります。

研ぎ順はダイヤモンド砥石#1000で断面を平面に研ぎます。断面の周囲に軽く刃返りができれば次に移ります。耐水研磨紙#2000、フィルム研磨紙#4000と研ぎ、側面の刃返りは同じフィルム研磨紙#4000で取ります。この後再度ビュランを研ぎ器に装着してフィルム研磨紙#4000で断面に回った刃返りを取ります。写真の小さなフィルム研磨紙#4000は側面の刃返りを取るためのものです。この方が使い勝手が良いからです。

ここでの研磨紙は15㎜厚のアクリル板に貼り付けています。貼り付けには両面テープを両端に貼って行っています。本当は厚ガラス板が良いのですが廉価なアクリル板を用いています。

研ぎ器で研いで彫るとビュランの断面中央から彫り屑が真っ直ぐに立ち上がります。そのようにならなければ、再度刃返りをしっかり取り除きます。

尚、ラッピングフィルム研磨紙については、このブログにある記事を参照してください。

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