SSブログ

vallorbe グレーバー スクエア [銅版画の道具と材料]

洋彫りタガネ バローベ 3本 拡大合成.jpg
vallorbe グレーバー スクエア 3本
工具鋼(WS)1.5㎜ / 155㎜
工具鋼(WS)2.0㎜ / 150㎜
ハイス高速度鋼(HSS) 2.25㎜ / 155㎜

仕立てた洋彫りタガネ バローベ.jpg
     仕立てた洋彫りタガネ バローベ彫刻刀とまっすぐなビュラン
     工具鋼(WS) 1.5㎜
     ハイス高速度鋼(HSS) 2.25㎜

最近のアクセスが多い記事は、『ハイス高速度鋼(HSS)、工具鋼(WS) ビュランの仕立て』です。画像はその洋彫りタガネ、バローベ 彫刻刀としてネットで見かけるものです。先日ハイス高速度鋼を求めました。手元には曲げたものしかなく、まっすぐなものを資料として置いておくためです。

画像の3本のビュランは、上2本が工具鋼(WS) ビュランで1.5㎜と2.0㎜です。下のビュランが今回求めたハイス高速度鋼(HSS)2.25㎜になります。すでにブログにも書いていますが、工具鋼(WS) ビュランを曲げるのは簡単とは言いませんが曲げることはできます。ただ、ハイス高速度鋼(HSS)は少し事情が異なります。同じように熱して曲げることは無理です。同じように曲げると必ず折れてしまいます。それは鋼の成分が事なることで、性質が違うからです。もし折れた場合は角度をつけてロウ付けします。これらについは、ブログにて参考アドレスを記しています。

ある程度ビュランでの仕事を続けていると、どうしてもアメリカ製のビュランに物足りなさを感じます。かと言って、他のビュランを手にしたことがなければ何故かと云うことが分かりません。また、まっすぐなビュランで仕事をしている銅版画作家も居ると思いますが、それではビュランが持っている魅力を引き出すことが出来ないと思います。そして、曲げたビュランを使用するにしても持ち方、握り方が悪ければそれも同じです。

他のメーカーのものでも銅版画においては、まっすぐなビュランは曲げて使います。そしてそれに柄を挿げます。また、私はこのまっすぐなビュランを、オリジナル研ぎ器の刃先調整で、ナットの位置を決める際に使用しています。


バローベ 彫刻刀 彫金 工具鋼 vallorbe グレーバー LO0501 彫り スクエア 2サイズ 切削1.5mm 2.0mm AF0501.200.WS AF0501.150.WS

刻刀 彫金 細工 ハイス高速度鋼 vallorbe グレーバー LO0501 彫り スクエア HSS 2.25mm 切削 AF0501.225.HS

コメント(0) 
共通テーマ:アート

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。