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3.研ぎ器用のアクリル台を作る 3/8 [ビュラン研ぎ器]

研ぎ器用のアクリル台の接着.jpg
研ぎ器用のアクリル台の接着

切り出したアクリル材を、アクリル樹脂専用接着剤で貼り合わせます。付属のスポイトでは、液が流れて用を成さないので、別に注射器を用意します。貼り合わす際にはアクリルが動かない様にマスキングテープで仮止めをして行います。その際、アクリル板の保護紙は接着する側だけ剥がします。そのようにして接着することで液が流れても汚さずに済みます。ここで接着しているのは砥石の上に載せ、滑らせて断面を研ぐものです。

接着が済めば、ディスクサンダーで角を丸め、紙やすりで整えます。そして、上表面の周囲にヤスリをかけて面取りをします。砥石仕用のアクリル台は、汚れたり、滑りが悪くなればシリコーンスプレーをウエスにしみこませて拭きます。汚れが取れ艶が出ます。

すでに貼り合わせて完成しているものは、研ぎ器にビュランを差し込んでその刃先の出を見るものです。ここにあるものは初期に作り置きしたものなので、上部には厚紙を貼っています。それでは、すぐに汚れてしまうので、薄い壁紙用の粘着シートを2枚を貼り重ねたものに換えます。粘着シート2枚の厚さがビュランの断面の研ぎ代になります。

ここで作っているのは研ぎ器で使用するものですが、その研ぎ器は幾度か変遷を得て現在に至っています。研ぎ器は砥石の上にアクリル台を用いて使用していますが、研ぎ器あるいは研ぎ方については他にも良い方法があると思います。

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