ボルト型側面研ぎ器を作る 1 [銅版画の道具と材料]
アルミ材に中心を印す
ボルト型側面研ぎ器を10個程作ることにします。50×20×14㎜のアルミ材に穴を開けるために、その中心を印して点を打ちます。M10のネジを使用するので、ドリル径は8.5㎜になります。このタップドリル径はスチール定規の裏を見ると分かります。
高さが20㎜なので、深さは16㎜程にします。その後タップを立て、ビュランを通す穴を開けたネジを差し込み固定します。このように書くととても簡単に思えますが、やはり少し面倒です。
先ず先に材料を確保しなければなりません。それにはボルトの適切な位置に穴を開け、必要な長さに切り落としておきます。これを読んでも実際に真似て作る人は居ないと思います。研ぎ器での側面の研ぎは、このボルト型側面研ぎ器にこだわることはありません。市販のアメリカ製のビュランシャープナーで十分です。こちらの方が良いかも知れません。
側面研ぎ器製作 / ボール盤でφ8.5㎜の’穴を開ける
タップでネジを切る
すでに述べているように何れかの側面研ぎ器を用いて側面を研ぎます。この側面は断面の研ぎよりもある意味難しいかも知れません。これについては、「ビュランシャープナーでの側面の研ぎ」の記事で少し述べています。
タグ:側面研ぎ器の製作
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