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ボルト型側面研ぎ器を作る 2 [銅版画の道具と材料]

タップを立てた側面研ぎ器.jpg
タップを立て、穴を開けたネジを仮に嵌める / 四角形ビュラン№12 / φ10㎜のボルト

穴を開けたボルトは、このままでは長いので必要な長さに切り取ります。手で切るには時間と労力が要るので、寸法を取りロータリーバンドソーで切断します。あるいは逆の発想で、ドリルにボルトを装着して金ノコを当てても切り取ることができると思います。

また、先にボルトの穴は長ナットを加工した治具を用いて、ボルトの中心の必要な位置に穴を開けておきます。これはビュラン研ぎ器にも使用しているもので、φ6㎜のドリルで穴を開けています。その後、太いビュラン№12が通る穴に広げます。

ビュラン研ぎ器用は縦に卵形に長く広げましたが、側面研ぎ器用ではビュランを横に寝かして穴に通すので、見た目には四角い穴に加工する必要があります。

穴を広げる際にはリューターを使用すると楽に短時間で加工することができます。ビュラン研ぎ器の試作品を作った時は、リューターを持っていなかったので、ドリルで開けた穴を1時間近くかけてヤスリで少しずつ広げましたた。

写真のものは一つずつ穴の具合、ネジのねじ込み状態を確認します。それが出来れば、ネジが動かないようにアルミ材に固定して仕立てます。

このようにボルトを利用して作っているので、ボルト型研ぎ器と称しています。因みにボルト径はφ10㎜になります。

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