ボルト型側面研ぎ器を作る 4 [銅版画の道具と材料]
埋めネジ用のφ2.40㎜の穴を開ける
M3の埋めネジを使用してアルミ材とボルトネジを固定します。そのためにタップドリルはφ2.40㎜を使用します。そのドリルで、アルミ材を貫通させてボルトネジに穴を開けます。この状態で、アルミとボルトネジが絡んで動きませんが、埋めネジでしっかり固定します。
ネジ径とそれに対応するタップドリルは、スティール定規の裏を見ると ”TAP DRILL" と表記されています。それに合ったドリルで穴を開けます。
ここで使用しているドリルは細い穴用のもので、太いドリル使用のボール盤とは区別して使っています。また、このドリル機能を切り替えてフライスマシンとして使うことができます。
φ3.00㎜のタップを立てる
研ぎ器のアルミに、M3の長さ4㎜の埋めネジを使用するので、φ2.40㎜ドリルで少し深めの穴を開けてあります。その穴にタップを立てます。この後、ホワイトガソリンで穴に残った残滓を洗浄して埋めネジでしっかり固定すれば、一応加工作業は終わりです。
タグ:側面用研ぎ器の製作
コメント 0