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メッキを施したニコルソンのヤスリ [銅版画の道具と材料]

メッキをしたニコルソンのヤスリ ブログ用.jpg
メッキを施したNICHOLSON(ニコルソン)のヤスリ

NICHOLSON(ニコルソン)のヤスリにメッキをしたものです。細目と粗目になります。銅版画を始めたころに、プレートホルダーを作るために銀ロウを買った店で目に入ったのがメッキを施されたニコルソンのヤスリでした。店で何に使用するのかと尋ねたら蝋細工などに使うものだと教えられ、銅版画でのプレートマークを作る際にも使用できると思い試しに作りました。メッキをするために再度目立てをするので価格がヤスリの2倍になりました。

このニコルソンのメッキをしたヤスリは他の人にも勧め、かなりの数を作りました。ある作家が私のところに来られた時に一目見て譲って欲しいと言われたことがあります。今はメッキを施す前の加工ができなくなり作ることができません。しかし、ネットで日本製のメッキを施したヤスリが販売されていることを知りました。私はその日本製のヤスリを試したことはありませんが、メッキを施すと銅紛のへばりつきがなく、切れ味が続きます。それに錆びることもありません。もし興味を持たれたら試して見るのもよいと思います。

※ 追記 
メッキを施したヤスリは日本のメーカーからも良いものが販売されています。この記事のヤスリにこだわることはありません。(2021.07.04)

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