新たに銅板切断、プレートマーク用の兼用作業台を作る 1

1 銅板切断、プレートマーク用の兼用作業台を作る

新たに銅板切断とプレートマークを作る為の兼用作業台を作っています。手元に以前作った材料が残っていたので、作ることにしました。画像の中板に当たる材料だけだったので、天板と底板に当たる部材を購入しました。天板は合板の12ミリのベニヤ板を使うのですが、ホームセンターではシナベニヤしか在庫がなかったのでそれを用います。画像左にあるものがそれです。

中板をそれぞれ木工ボンドで接着して、この後、角を落とします。天板と底板も同じように落とします。ただ底板は、天板と天板の間の位置に幅100ミリで、奥行きが40ミリの切り欠きを作ります。C型クランプを使用するためのものです。

実際、既存の技法書で述べられているような方法では銅板の切断は無理です。また、ネットでもそれは同じです。時間も労力も必要なく簡単に切り取ることが出来ます。それには、しっかり銅板とガイド定規を固定して切り取ることです。また、プレートマークを作る際も同じように銅板、あるいは制作を終えた銅版をしっかり固定して行います。そしてもう一つ、銅板切りを適切な角度でしっかり研ぐと云うことです。よく見かけるアクリルカッターでは、無理です。アクリルカッターを使用するなら、その刃を銅板切りと同じ角度に加工する必要があります。いずれも、すでに述べていることです。

タグ：銅版制作の為の作業台