少し作り方を変えて差し箱を作る 6/6 完成 [差し箱を作る]
差し箱の完成
少し作り方を変えて作った差し箱の完成です。作り始める前は簡単に作ることが出来ると思っていましたが、いざ作って見るとそうではないと気づきました。
展開図を折り曲げたところまでは、先に作った差し箱と同じですが、木工用ボンドを使って蓋をするにはしっかり側面を直角に保たなければなりません。説明写真を省きましたが、角材を二本用意して作業机に固定し、その間に箱を挟んでそれに沿わせて貼り合わせました。その状態でマスキングテープで固定して木工用ボンドが乾きしっかり接着するまで待ちます。
その後は同じで水張りテープで補強と見栄えをよくするために、張り合わせた角、蓋などを繕います。そして最後に文化鋲を取り付けて完成です。その出来上がった差し箱の強度は問題ないと思います。この差し箱を作って思ったのは、やはり初めに作った二つの差し箱の作り方の方が慣れると早く作ることが出来ます。
それから、文化鋲ですが、本体の方にはブラスチックのワッシャーを嵌めずに、鋲だけの方が良いかも知れません。その方が差し箱立てたり、重ねて保存した際に取り出しやすいと思います。また、数が多くなるとどの箱に何が入っているのか分からないので、識別しやすくするために例えば、人物作品、風景作品と云うように、水張りテープの一部の色を変えても良いと思います。あるいは、分かりやすい作品名などを記します。プリンターがあるのであれば、タックシールに写真や作品の説明等を印刷して貼るのも良いと思います。
物事は頭の中だけではなく、こうして実際にやって見ないと分からないこともあります。ですので、興味を持たれたら、まずやって見ることです。だめなら、また別の方法を考えます。その方が楽しいと思います。
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