専用のプレートマーク製作台の使用 [銅版画の道具と材料]
1.専用のプレートマーク制作台の使用
2.ヤスリをかける
3.スクレーパーをかける
4.プレートマーク製作台
1.自作のプレートマー製作専用の作業台です。この大きさで中型のプレス機には十分対応します。これは最初に作ったものですが、後に銅板の切断とプレートマーク製作の両方に使用できるものを考えました。いずれにしても作業台があれば安定した作業ができます。
2.実際にヤスリをかけます。その為のヤスリはメッキを施したニコルソンを使用しています。銅紛のへばりつきがなく切れ味も良いものです。
3.ヤスリかけを終えたなら、スクレーパーをかけてヤスリ目を削ります。左手を添えると安定して削ることができます。刃先の角度を浅くとって手前に引きます。
4.この後バニッシャーでさらに均します。また、腐蝕等の仕事が終えた版のプレートマークの修正として再度同じように整えます。しっかり銅版を固定して行えばプレートマークの修正に際して原版を傷める心配がありません。版を片手で押さえていては版を傷める恐れがあります。また作品の修正用とは別に、プレートマーク製作専用としてスクレーパーとバニッシャーを別に用意しています。
このプレートマーク(遮断面)の削り幅は好みで良いと思います。スムーズにプレス機のローラーに通すことができれば良いのですから。
タグ:プレートマーク製作作業台
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