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ビュラン側面研ぎ器の新しい使い方 1 [ビュラン研ぎ器]

側面研ぎ器の新しい使い方 1.jpg
側面研ぎ器の新しい使い方

手でビュランの断面及び側面を研ぐには、ドリルストッパーを用いて研ぐ方法を述べました。今のところ、手での研ぎはその方法が良いと思っています。

それとは別に研ぎ器を使った研ぎも制度の高い研ぎを得られると確信を持っています。ここでは側面の研ぎについて、以前とは少し違った方法での研ぎ説目になります。それには「側面研ぎ器を購入された方へ」と云うタイトルで述べたばかりです。

側面の研ぎは断面を45°に研ぐよりも難しいと思います。それは長年ビュランを手にされた人でも同じです。手での研ぎ、あるいは研ぎ器を用いた研ぎで研いで、制作に用いることができればよいだけのことです。また、ビュランを変な持ち方をしている画像を見ますが、しっかり彫ること、思うよう扱うことができません。箸や筆記具でも同じで、一度変な癖が付くと直しにくいものです。

画像左から
1.高さ調節用の紙(砥石と同じ大きさ / 印刷用紙の切り落としを使用 / コピー用紙)
2.ダイヤモンド砥石#1000
3.新しく作った砥石台(12mm厚のベニヤ板を使用)
4.厚さ10mmのアクリル板(裏には滑り止めシートを貼りつけている)
5.ビュランを装着した側面用研ぎ器
6.側面研ぎ器と同じ高さのアルミの角材(高さ20mm)
7.平型レベル(エビスダイヤモンド 平型レベル EDFL)
8.ミニスコヤ(シンワ / 真ちゅう台付き 4.5cm)

側面研ぎ器での研ぎは、基本として上の道具を用いて行います。今まで、ダイヤモンド砥石を乗せる木片の両面に、滑り止めシートを貼った所為で研ぎに力を入れた際そのすべり止めシートが沈んで傾きます。それでもビュランの腹に刃が付くのですが、何度も研いでいるうちに側面が平面ではなく刃先だけが斜めの研ぎ上がりになってしまいます。それで、滑り止めシートを貼らずに木片にダイヤモンド砥石を乗せ、ダイヤモンド砥石と研ぎ器を同じ高さにするために厚さの異なる紙で微調整します。ダイヤモンド砥石と研ぎ器の高さ、すなわちビュランの研ぎ面が同じ高さになるようにします。それには、水準器やミニスコヤ等を使って同じ高さ、水平を出します。その際に、先に砥石台を乗せるアクリル板などの水平を出しておきます。

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