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差し箱作りに竹尺を用いる [差し箱を作る]

竹尺を用いる.jpg
竹尺を用いる

差し箱の製作にはスチール定規を使用してきましたが、ふと手元にある竹尺に目が行きました。以前は裏打ちに使用していたものです。竹尺は節にあたる中央が反っています。そこを押さえて作業をすると動きません。それなら、ヘラを使って凹ます際にも以前のようにクランプ等で固定する必要がありません。また、黄袋を採寸する際にもスチール定規よりも扱いやすいです。そして布地もしっかり押さえることが出来ます。

段ボールシートをカットチゼルを使って、折り曲げるための打刻線を打つにしても、ヘラでしっかり凹みを作れば当木なども必要ありません。竹尺を用いてヘラを使用する際に、段ボールシートが動かないようにします。それには、何らかの重しを置けば解決します。

打刻線を玄能で強く打つと両端の角が沈むので、丸めます。今まではヤスリで落としただけで使用しましたが、画像にあるカットチゼルはグラインダーで丸め、#100の布ヤスリで整えてあります。

やはり、段ボールシートを折り曲げるには、このカットチゼルを用いた方が簡単に、それも綺麗に折り曲げることが出来ます。



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