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ビュラン側面研ぎについて 2 [ビュラン研ぎと彫り]

ビュランの側面研ぎの検証.jpg
ビュランの側面研ぎの検証

ビュランの側面の研ぎはやはり手で行う方が良いと思う。側面用研ぎ器を用いることを推奨してきたが、ここに至ってそのように思います。側面の研ぎは、研ぎ器を作ってからも長年念頭から消えずに残っていました。

側面の研ぎを手で行うとどうしても平面に研ぐことができません。それで、長年ビュランを握っている人は断面を研ぐよりも難しいことを実感しています。そこで、最近ふと思ったのですが、断面を研ぐ時に補助具として使ったドリルストッパーを、側面を研ぐ際にも用いればどうだろうと。

断面の研ぎ同様、ドリルストッパーを使えばしっかりビュランを押さえて固定した状態で研ぐことができます。ただ、あれこれ研いで側面の平面が出ていないビュランの修正は難しいです。それに側面研ぎ器を使用して研いだビュランも同じです。普通なら円形の砥石の粗砥、中砥を用いて研ぎ、他の仕上砥というように順次研いでいけばよいのですが、修正する場合はビュランの状態によって砥石を幾つも変えて研がなければならないと思います。そこで、画像にあるようなものであれこれ研ぎ順などを考慮して研ぎの検証をしています。

手によるドリルストッパーを使った研ぎをまとめようと思ったのですが、それにはかなり時間がかかりそうです。その為に色々と検証をしています。検証を行うたびに以前からあった側面の研ぎについての蟠りがなくなりました。また、断面の研ぎは自身が考えたビュラン研ぎ器を使用しています。


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ビュラン側面研ぎについて 1 [お知らせ]

ドリルストッパーを用いた側面の研ぎ.jpg
ドリルストッパーを用いた側面の研ぎ

後日ビュランの側面の研ぎについての投稿を考えています。手で断面を研ぐ際に使用するドリルストッパーを、側面の研ぎにも用いると簡単にそれも確実に研ぐことができることに気が付きました。ということで、側面研ぎ器は不要です。敢えて云うならば使用しない方が良いと思います。

まとめ次第投稿します。興味のある方は覗いてみてください。

タグ:お知らせ
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ブログ「インタリオ」 [お知らせ]

作業台と道具.jpg
ビュラン断面研ぎ器(樹脂製) とアクリル台 オイル容器(辣油容器)研ぎ器とビュラン ダイヤモンド砥石#1000
ビュラン断面研ぎ器(ステンレス製) ビュラン側面研ぎ器(アルミ製) フィルム研磨紙#4000 耐水研磨紙#2000
プレートホルダー アクリルの小片 ミトン グランド攪拌棒 スペイン白(ムードン)の塊
銅板切断及びプレートマーク作製兼用作業台(450×500×48㎜)

ブログ「写生」を閉じ、そして今日(2022.05.01)インスタグラムのアカウントが消失します。SNS(ソーシャルネットワーキングサービス / Social Networking Service)に対して重荷と感じている人が多いようです。私もそのようなことがあって止めることにしました。それでとても気が楽になり、素の自分に戻れました。ついでにブログ「インタリオ」もこの辺で止めても良いのではないかと思うようになりました。

このブログは直ぐに閉じないでこの状態で残しておきます。そのブログ記事ですが、読み返して重複するもの、説明がまずいもの、そして辻褄が合わないものを30程削除しました。また記事の内容を修正したりリンクを張りなおしたものもあります。尚、画像、文章などは自由に使用していただいて構いません。

銅版画技法 改定3版.pdf
BURIN 研ぎと扱い方 改訂版.pdf
黒色印刷・訳.pdf
販売カタログ.pdf(研ぎ器、その他)
※ ご質問及びお問い合わせにつきましては、プロフィールあるいは販売カタログ巻末のメールアドレスにてご連絡ください。

銅版画を始めたころは技法書しか頼るものがありませんでした。今はネットで色々と知ることができます。しかし昔も今もどれを見ても、しっかりした銅板の切断の仕方が見当たらないのです。本当にそれで銅板が切り取れるのだろうかと思います。また、何故アクリルカッターで切ることが広まったのだろうかと思います。それにカッターナイフで切るなど自己責任と言われてもとても危険です。

ブログ「インタリオ」ではビュラン(burin)についての記事が多いですが、実際自身で試みるとあれこれ気づくことがあります。このブログで述べた事柄が少しでも役立てばと思います。そして、自身の銅版画制作を楽しみましょう。

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蝶飛来

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蝶飛来 2

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蝶飛来 4


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