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5㎜の段ボールシートで差し箱をつくる 1/3 [差し箱を作る]

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5㎜厚の段ボールシートで差し箱を作る 1

5㎜厚の段ボールシートで差し箱を作っています。それも強度のある段ボールシートです。額の大きさは、三々 606×455㎜です。購入した段ボールシート(幅1189×長さ841㎜)を半裁して使うと三々額の差し箱が作れます。また、採寸をするには、スケール付きスチール定規があると便利です。その際に、例えば45㎜の印を端から取るにはスケール上では44.7㎜に合わせます。0.3㎜が鉛筆の印になります。それから、スケッチ作品はかなり古いもので、絵を初めて少し経った頃のものです。

段ボールシートは、5㎜強化芯 A/Fを使用しています。折り曲げる際にルレットを用いて点線を刻むのですが、段ボールシートは強度があるので普通のルレットでは刻みにくく滑ります。ルレットの資料として購入していた「ドイツルレット タイプ1鋭い針タイプ」が役に立ちました。針タイプですので、しっかり点線を刻んでくれます。白い柄のものがそれになります。それから、折り曲げる際にかなり力が要ります。

※追加:段ボールシートを折り曲げる際にルレットを用いましたが、点線では折り曲げに力が掛かります。それで、ヘラを使用したのですが裏打ち用のヘラでは薄すぎて段ボールシートに刺さると云うか、めり込んでしまいます。同じヘラでも裁縫用の印附け用は、厚みがありそのような事はなくスチール定規でしっかり印線を付けることが出来ます。ルレットよりも、こちらのヘラが良いかも知れません。しかし、裏打ち用のヘラは水張りテープを使用した後の押さえには欠かせないと思います。

折り曲げるには、銅板切り専用台を裏返して段ボールシートとスチール定規を印しに合わせ、クリップで固定して曲げました。曲げて抑え込む際には画像にあるアルミの金具が役立ちました。これも試しに購入したものです。物は「アルミ製への字押さえ(じゅうたん押え)」です。ホームセンターで購入しました。

画像は、下箱になるもので、この後重ねる蓋になる箱を作ります。二つの角をマスキングテープで仮止めして額を置いた状態です。段ボールシートは普通の5㎜でよいかも知れません。しかし、この段ボールシートで仕上げるととても丈夫な挿し箱が出来ると思います。

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