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ダイヤモンド砥石とその台について 1 [銅版画の道具と材料]

ダイヤモンド砥石台制作 1.jpg
研ぎ器で使用するダイヤモンド砥石とアクリル台、砥石台

このブログで再三述べていますダイヤモンド砥石は、普通のビュラン研ぎでは使用しません。それは一度でも試したなら自ずと解ると思います。ビュランの研ぎをしっかり理解し、研ぎに秀でていなければ手に負えないからです。

このダイヤモンド砥石についての説明は、あくまで私の考案したビュラン研ぎ器使用での話です。私が使用しているダイヤモンド砥石は、両面砥石で粒度が#400と#1000のものです。サイズは、204×65×7ミリになります。安価なもので、高級品に比べると品質が劣るかも知れませんが、これで十分です。

研ぎ器は砥石に置いたアクリル板の上で滑らして使います。ただ単に置くだけではアクリル板が動いて研ぎづらいので、砥石からずれないようにアクリル板の両側に滑り止めとして薄いアクリル小片を接着しています。

ダイヤモンド砥石の上で使用するアクリル板の厚みが薄いと反るので、5ミリを使います。それで、別の研ぎ器の刃先の出を見る台も同じ5ミリ厚のアクリル板になります。

ダイヤモンド砥石の厚さが7ミリで、ダイヤモンド砥石を収める台の深さを3ミリとすれば残りが4ミリになります。それで、5ミリのアクリル板に接着する滑り止めは3ミリ厚のアクリル板を使用することになります。これで、台との隙間が1ミリでき、アクリル台が砥石台に触れること無く使用できます。また、5ミリ厚のアクリル板に滑り止めとして接着する3ミリのアクリル板は、ダイヤモンド砥石に合わせて接着します。きっちり合わすと動かないので、コピー用紙1、2枚の隙間を作って接着します。

研ぎ器を滑りやすくするために、砥石用のアクリル台の周囲に軽く鉄ヤスリか、紙ヤスリをかけて面取りをします。

※ ビュラン研ぎ器販売でのセットとして付属する砥石台のアクリル板は、片側だけ5ミリ厚のアクリル板を接着してい滑り止めにしています。その為に、ダイヤモンド砥石以外の砥石にも使用できる長さになっています。ですので、問題なく研ぎに使えます。販売しているダイヤモンド砥石台はその砥石が収まるように作ってあります。

ダイヤモンド砥石台制作 2.jpg
1.縁を斜めに削り取る 

ダイヤモンド砥石台制作 3.jpg
2.ラッカースプレーでの塗装


タグ:砥石台
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