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銅板切断&プレートマーク用作業台 [銅版の準備]

銅板切断&プレートマーク用作業台 1.jpg
銅板切断用としての作業台

銅板切断&プレートマーク用作業台 2.jpg
プレートマーク用としての作業台

上掲画像はすでに何度も載せていますが、銅版画制作における便利な作業台です。一台作っておけば銅板を切ったり、またその銅板のプレートマークを作ることも仕上げに作り直すこともできます。銅板切りで両面をしっかり切り込めば、4、5回折り曲げれば切り落とせます。切り込みが甘い状態で無理に曲げると歪んでしまいます。銅板の端に切り込みが残っている場合も同じで切れても捩じれてしまいます。私が好んで使用する銅板の厚さは1.2㎜ですが、この作業台では大きさにかかわらず数分で切り取ることが出来ます。アクリルカッターを使用したいなら、刃先を加工します。そうすれば十分使いものになります。何よりも経済的です。ただし、研ぎが出来るかどうかです。これは銅板切りでも同じです。

ネット等では、カッターナイフ、あるいはアクリルカッターで切り取っているのを見かけますが、何故それで切り取ることが出来ると思うのか理解に苦しみます。また、銅板切り(ひっかき)の扱い方も変だと思います。態々難儀なやり方をしているように思えてなりません。私の方法が最良だとは云いませんが、悪くはないと思います。そして、他にも良い方法があるかも知れません。

大きさは制作によく使用する大きさ、あるいは自身の持っているプレス機での印刷可能な大きさにします。詳細は技法書、備忘録、そしてブログをお読みください。尚、この作業台の天板はビス止めを外せば、新しい天板に交換することが出来ます。この作業台も販売していたことがあり、数人の方の手元にあると思います。この作業台もそうですが、試行錯誤して作るのは楽しいのですが、一旦出来上がると興味がなくなります。それで、今は作る気がしませんが、銅板切り、銅板の切り方のついでにアップロードしました。

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