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差し箱製作における最終的な形 5 [差し箱を作る]

差し箱製作最終形態 5.jpg
ヘラでの凹み線をカットチゼルで打刻

カットチゼルでヘラによる凹み線を打刻します。一度に強く打つのではなく、数回に分けて玄能で打ちます。ここで使用しているカットチゼルの幅は90㎜です。刃の両端の角は、打ち付けた際に沈みこまないように丸めてあります。

当て木を止める際に、カットチゼルの刃先をヘラで凹ませた線に当てて、微調整しながら固定します。これはカットチゼルの刃先の厚さを考慮してのことです。尚、カットチゼルを当てて打つのはこの内側になる面だけで、裏面のヘラで凹ませた蓋の部分はそのままにしておきます。


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