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5.簡易流し台の高さを変える [銅版画の道具と材料]

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5.簡易流しの高さ変更台のビス穴を埋める

塗装する前に、ビス止めの穴を埋めます。ここではΦ10㎜の丸棒を埋めています。穴に入らないときは、丸棒を電動ドリルに差し込んで、片手に紙やすりを持ち先の方を回転させ径を小さくします。その際摩擦熱による火傷に注意です。

木工ボンドで埋めて乾燥後に不要な部分を切り取ります。それには、レザーソーの細工鋸の柄を取り外して切り取ると工作物を疵付けずに済みます。この後電動サンダーで粒度を変えながら磨き、塗装します。

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4.簡易流し台の高さを変える [銅版画の道具と材料]

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4.簡易流しの高さ変更台の組み立て完了

木工ボンドを塗布してビス止めをしました。乾燥後に周囲を軽くサンダーをかけて整えます。手前の足元は少し空間を後よりも動きやすいように広く取っています。やはりコンクリブロックで済ませなくてよかったと思います。最終的には、ベランダに設置するので防水塗料を塗り、底にはゴム足かアジャスターを取り付けます。それと、横に置く腐蝕用の台を考えます。

画像右にある台は、奥からインキ練り台(大理石)、インキ付け台(ウォーマー / 5㎜厚の鉄板)、そしてインキ拭き取り台(5㎜厚のステンレス板)です。そのインキ練り台とウォーマーの高さは同じですが、インキ拭き取り台は少し高くしています。これらも銅版画を始めた頃に自作したものです。いずれも自身の背に合わせて高さを決めています。あと一つ、ここにはありませんがアクアチント・ボックスも手作りしています。それらについては、「4版 銅版画技法」をご覧ください。

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3.簡易流し台の高さを変える [銅版画の道具と材料]

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3.簡易流し台の高の組み立て

ハタ金を使って組み立てるつもりでしたが、それではしっかり固定することが出来ないので、木工ボンドとビス止めで接着します。その前に接合部分の直角を出し、ビス止めの下穴を開けます。この状態からばらしてボンドを充填塗布してビスでしっかり固定します。

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2.簡易流し台の高さを変える [銅版画の道具と材料]

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2.簡易流し台の高さ調節

幅広の木材を貼り合わて左右の高さを決めました。一枚板なら良かったのですが、ホームセンターに無かったので、同じ厚さの異なる幅のものを、木工ボンドで貼り合わせてビス止めをしています。台には支柱が収まるように穴を開けました。

左右の台の空間が、前後では異なるので現物合わせにします。手前と奥にすでに溝を彫っているのでそれに合わせます。手ノコを使い、ドリルで開けた穴をもとにノミで彫りましたが、やはり工具があれば効率よく、それもきれいにできると思います。この段階で高さは810㎜ですが、底にはゴム足かアジャスターを取り付けるので、もう少し高くなると思います。このように少しだけ高くするだけで作業姿勢が楽になります。

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1.簡易流し台の高さを変える [銅版画の道具と材料]

1.簡易流し台の高さ調節.jpg
1.簡易流し台の高さを変える

引っ越した後長く制作をしていなかったので、取り敢えず作業環境を整えることにしました。以前と違い狭いところなので、ベランダで腐蝕をと思っています。水は給湯器から分岐すればよいのですが、その都度運ぶことにしました。排水はできるので十分腐蝕銅版の洗浄はできると思います。尚、流し台にあるのは、以前使用していたスノコです。

ネットで簡易流し台を取り寄せたのですが、どうしても高さが足りません。それで、150㎜程高くすることにします。作業を見ていた知人から、コンクリートブロックの上に置けばと云われたのですが、やはりこうして自分に合った高さにすることにしました。気持ちよく作業が出来るように。簡易流し台の横に置く台も市販のものを探すつもりです。

You TubeのDIYを見ると素晴らしいアイデアにあふれています。それに、よく考えられた作業環境、工具類など感嘆するものばかりです。欲しい道具、工具はありますが、常にそれを使用するわけではないと自身に云い聞かせて我慢です。

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台湾名産 高山烏龍茶を頂く [その他]

台湾名産 高山烏龍茶.jpg
台湾名産 高山烏龍茶を頂く

中国人の水墨画家から台湾名産高山烏龍茶を頂きました。今夕初めて淹れました。やはり二煎目が美味しいです。


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カットチゼルを使用して差し箱をつくる [差し箱を作る]

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定規、カットチゼル、玄能、ヘラ

以前「カットチゼルを用いて差し箱をつくる」と題して述べた記事の画像を置換しました。差し箱については、幾つか試しに作りましたが、最後にカットチゼルを使用して作った方法が良いと思っています。銅版画を制作している人には馴染みのない道具ですが、差し箱を作るにあたって折り曲げるのにカッターナイフで切り込むよりも、圧をかけて線刻すればと思っていました。それで、思い浮かんだのが手元にあったカットチゼルです。その両端をヤスリで削り丸めています。喰いこまず、滑らかに移動します。いずれ整理して「銅版画制作における備忘録」に纏めたいと考えています。

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銅板切断&プレートマーク用作業台 [銅版の準備]

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銅板切断用としての作業台

銅板切断&プレートマーク用作業台 2.jpg
プレートマーク用としての作業台

上掲画像はすでに何度も載せていますが、銅版画制作における便利な作業台です。一台作っておけば銅板を切ったり、またその銅板のプレートマークを作ることも仕上げに作り直すこともできます。銅板切りで両面をしっかり切り込めば、4、5回折り曲げれば切り落とせます。切り込みが甘い状態で無理に曲げると歪んでしまいます。銅板の端に切り込みが残っている場合も同じで切れても捩じれてしまいます。私が好んで使用する銅板の厚さは1.2㎜ですが、この作業台では大きさにかかわらず数分で切り取ることが出来ます。アクリルカッターを使用したいなら、刃先を加工します。そうすれば十分使いものになります。何よりも経済的です。ただし、研ぎが出来るかどうかです。これは銅板切りでも同じです。

ネット等では、カッターナイフ、あるいはアクリルカッターで切り取っているのを見かけますが、何故それで切り取ることが出来ると思うのか理解に苦しみます。また、銅板切り(ひっかき)の扱い方も変だと思います。態々難儀なやり方をしているように思えてなりません。私の方法が最良だとは云いませんが、悪くはないと思います。そして、他にも良い方法があるかも知れません。

大きさは制作によく使用する大きさ、あるいは自身の持っているプレス機での印刷可能な大きさにします。詳細は技法書、備忘録、そしてブログをお読みください。尚、この作業台の天板はビス止めを外せば、新しい天板に交換することが出来ます。この作業台も販売していたことがあり、数人の方の手元にあると思います。この作業台もそうですが、試行錯誤して作るのは楽しいのですが、一旦出来上がると興味がなくなります。それで、今は作る気がしませんが、銅板切り、銅板の切り方のついでにアップロードしました。

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「Print making: cut copper plate / 銅版を切る」から [銅版の準備]

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動画「銅板を切る(銅板切りの使い方)」から

You Tube「Print making: cut copper plate / 銅版を切る」からの画像になります。以前から、技法書及びネット等で見かける銅板の切断について、これはと云うものを見かけませんでした。本当にそれでよいのだろうかと思っていました。今もその思いは同じです。

アクリルカッターの替刃を加工したりもしましたが、要はどのような刃先で、どのように研ぎ、それをどう扱うかだと思います。単に銅板を切り取るだけでも楽しいものです。尚、ここでは銅板を切り取る作業、またその銅板のプレートマークを作る作業を同じ作業台を用いて行っています。

毎年銅版画を始める人は必ず出てきます。そして、その銅版画制作の準備としての知識、手作業をしっかり身に着けることは必須だと思います。

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